嵐のよう

私の頭の中は今、嵐のようだ。いろんな事が起こり、それについて考え、いいこと、悪いこと、判断したり、打ち消したり。

カメちゃんが、期末試験中、やってるようで全然勉強していなかったこと。ハスちゃんが、自分が中1の頃全然勉強してなかったことを棚に上げて、カメちゃんのことが勉強してる風に見せて、全然してない、と批判していたけれど。それ聞いて、ハスちゃんにもう言わないで、人は人、自分のことをやればいい、と言って。

でもやっぱり、勉強しないと結果が出ない。その結果を見て、私は意気消沈する。やればできるのに。。。と。歯がゆい感じ。

勉強、偏差値、学歴が大切じゃない、とは知識があるけれども、どうしたって今この世の中はそこで評価されることが多いから、できれば我が子には出来るだけの学歴を、と望んでしまう。。。

学歴以外の選択肢、それ以外の生き方の提示が必要なんだね。

嵐の様な頭の中を、これは何のチャンス?ツイてるついてる、で落ち着かせる。

不安

ハスちゃんカメちゃん、期末試験が終わった。ホッとした。

カメちゃんが3教科分の課題を提出していないことを知り、びっくりしたこと。試験が終わったらすぐにやって出すようにします、と先生に伝えて。

カメちゃんは、昨日帰宅後、課題に取り組んでいたけど、まぁ時間がかかること。明らかに集中していない。学校から配布されているPCを近くにおいて、何かとそれを見ていて。

何度言ってもPCを離さないので、もう、PCの使用は1階リビングルームに限ることにした。

何とも、カメちゃんの学習意欲の低下が著しく、このままこの中学に行っていて、いいことはあるのかな、と不安になった。

人生を楽しもう

ハスちゃん、カメちゃん、期末試験中。ハスちゃんは受験前最後の試験で、その結果が合否に影響してくるのだから、いつも以上に気合が入っている。いつも張り付いているPCを立ち上げることなく、試験勉強している。ベストを尽くしてほしい。

カメちゃんは、一応部屋で勉強している風だけれども、恐らく大半の時間が息抜きの時間だと思われる。出すべき課題を出していないことも判明し、雷を落とした。

2人ともそれぞれ、勉強に対する姿勢も、考え方も、向き不向きも色々あるけど、最低限の進言だけして、あとは見守ろう。よくわかんないから。

昨日は久しぶりに近所の美術館へ。友人が無料スペースに作品展示をしていて。彼女は、綿を糸に紡ぎ、それを機織り機で布し、その布で仕立てた着物を着ていた。美しかった。どれくらいの時間がその着物を仕上げるまでにかかっているかを考えると、くらっとする。子育てしながら、その手仕事の時間を大事にしてきたんだなぁ。

彼女は、プレーパークのような、子供が自由に遊べる場所の管理者でもあった。アウトドアな服を着て、焚火を囲む仲間だったから、彼女の別の一面を見て、なんと魅力的な人なんだ!と感心した。

親は、子供に自分が人生を楽しんでいる様子を見せてればいい、というどんぐり倶楽部の糸山先生の言葉がある。この言葉が好きだ。そうだね!と全力で賛同する。

私、人生楽しんでるよ。もっと楽しむよ。みなさんからたくさん刺激を受けて。

未熟者たち

昨日はまたびっくり仰天の日だった。

なぜだろう、カメちゃんがしょうもない嘘をついていた。数学の授業に出席していないから、担任の先生に、授業中に単元テストや小テストがあったら、放課後などにうけさせてほしいとお願いをしていて。ある日、今日単元ゲストがあったので、明日の放課後テスト受けてもらいますと連絡を頂き、お願いします、と。

テストの時間を考慮して、お迎えを30分遅くしていった。カメちゃんはテストが早く終わったから、と家の方向に向かって歩いていた。今日は担任の先生がお休みだったから、副担任の先生がテストやってくれた、と言っていた。

で、昨日担任の先生から、以前行おうと思っていた数学の単元テスト、私がお休みしてしまい、できなくて、という連絡を頂いて。。。そこから担任の先生と、え?それ、もうやりましたよね?え?やっていないと思いますけど、としばらく会話。本当に申し訳ない。

カメちゃんの小さな嘘が、担任の先生まで巻き込んで迷惑をかけてしまって。先生の放課後の5分を無駄にしてしまった。本当に腹があって、もう色々どうでもいいけど、嘘をつかないで!と怒ってしまった。

カメちゃんは、ママが面倒くさいから、嘘ついた、と言った。担任の先生が休みだったからテストできなかったよ、でいいのに、それに対して私が何を面倒くさいことを言うのだろう。

学校嫌だ、や、先生嫌だ、に関連して、色々話過ぎたのかもしれない。それが面倒くさいと思ったのかもしれない。

この件は、とっても素晴らしい気づきをくれた。嘘つきのカメちゃん、人のことを嫌だとか言う前に、もっと自分を磨きなさい!とも思うし、私自身も大切な人に面倒くさいと思われるような人であるということ。まだまだ、である。みんな。

だから、数学の先生も、担任の先生も、嫌だ、という気持ちが、私の中では薄れた。みんな未熟者。

俺、学校楽しいよ

スクールカウンセラーと話して、カメちゃんの特性、今のカメちゃんを守りたいなら、今通っている学校じゃない方がいい、と、しっかり認識した。

そうだと思う。普通の学校では、カメちゃんの好奇心、アイデア、発想力は、邪魔になることが多い。

よし、ハスちゃんの進路が決まったら、ハスちゃんが愛媛の高校の寮に入ったら、私はカメちゃんに合う学校がある場所へ移動しよう、そう思った。

ここ、福山市で、本当に素晴らしい仲間がたくさんできて、私はここが気に入っているけど、やっぱりカメちゃんが学校を楽しめる方が優先順位高い。決意した、また引っ越しだ。

カメちゃんに、話したら、びっくり仰天の反応だった。「え?俺、学校楽しいよ」だって。えええええ????!!!!!と信じられない、とアクションしたら、「先生が嫌なだけ、先生が変わったらこの学校でいい」だって。

6つくらいの小学校からの生徒が集まって今の学校の中学生となり、今の状態にもってくるまで、結構苦労はあったから、また1からは、しんどい、とのこと。他の小学校から来た、カメちゃんと似たタイプのやんちゃな感じの子が、入学当初はカメちゃんを警戒していて、話しても来なかったけど、体力テストのシャトル欄でクラスで2番の成績を残した時、お前すごいな!と話しかけてきてくれて、それからはいい感じになった、とか。色々話してくれてたよね。

少しずつ、少しずつ、周りに認められてきての今、なんだよね。

今日は数学がない。だから遅刻せずに登校した。でも、本当に行きたくなさそうだった。あんなカメちゃん見るのは辛いんだよな。

イエナプラン100周年イベント

何というか、私の人生の方向がピタッと定まってきたような、目まぐるしい日々、圧倒的なエネルギーに包まれた文化の日の連休でした。

福山市でイエナプラン100周年イベントが開催され、開催地が近いし、周りの保護者仲間が行くって言うから、という感じの軽いノリで参加したんだけど、もうもう、人生を変えるほどのイベントでした。

まず、北は北海道、南は沖縄、全国から参加者が集まってくるようなイベントだったってこと、驚いた。私は気軽に参加したけど、本当に、福山市でやってくれてよかった。

いつも、先進的な教育の形を好む保護者仲間とあーだこーだ話しているけど、全国から集まってきた先生たちと共に過ごし、対話した2日間、最高でした。

このイベントがよかったのは、イエナプランを伝え続けているリヒテルズ直子さんの公演や、各地で実践されている先生たちの話を聞くだけでなく、参加者が数人のグループに分かれて対話をする機会がたくさんあったこと。その対話で、住む地域も、立場も違う、でも既存の教育に?を感じている人たちと対話する中で、多視点を持つことが出来る。

先生たちが苦しんでいること。私達イエナプラン教育校の親からみたら素敵な、子供に寄り添えるタイプの先生たちが得に苦しみ、退職を考えている方が多いこと。先生たちの苦しみは、教育システムと社会の仕組みによるものだということ。悪いのは先生たちじゃない、と思えた。

今までは、子供達を救いたい、子供達に教育を楽しんでもらいたい、という視点で考えていたけど、今は、先生たちにも楽しんでもらいたい、苦しみから救ってあげたい、と考えるようになった。

めちゃめちゃ大きな変化だった。

嫌なことを避ける

カメちゃんが学校行きたくない病を発症してから、葛藤の日々だった。でも、苦しい時にたくさんの人達に助けてもらった、支えてもらった。やはり、人とのつながりでしか、人は幸せになれない、そう思った。

学校に足を踏み入れたくないという拒絶の状態を脱し、本当に嫌な数学の授業を避けて登校する、というフェーズに入った。数学はもう絶対に嫌、そして担任の先生は嫌、担任の先生の授業はまぁ、受けられる、という感じ。

先週末、カメちゃんがあまりにも小さいことで、担任の先生のことを嫌だというから、カメちゃんの名誉のために書いておくと、「本当に小さいことなんだけどね、やっぱり嫌だと思ったんだけど」と前置きしながらだった。

私も、どうしたらいいか、どうカメちゃんを導いていくか、ちょっといっぱいいっぱいだったから、「もういい加減にして!そんな小さなことを嫌だと言っていたら生きていけない、もう誰にも会わない様に引きこもるしかなくなるよ」と喝を入れた。

苦しいことがあっても、どん何辛くても学校を休ませない親がいる。それがいいとは思わないけど、私も、全部嫌な事を避ける、は無理だから、多少の嫌なことは、工夫して乗り越える術を身に着けて欲しいと願っている。

大学の同級生で、教師をしている友人にカメちゃんの状態を話したら、「嫌な先生を避けるのはとっても大切、それでいいと思うよ」とメッセージを頂いて。とっても有難かった。

私とカメちゃんの選択を 胸張って、 やって行こう。その選択を正解にすればいい。

失敗の女王

昨日はカメちゃんの誕生日だった。朝、本人のつぶやきでそれに気づいたことも、人生初の出来事で驚いたけど、夕方、ケーキを作るのを忘れていたことに、またまた驚いた。

子供の誕生日には、毎年シフォンケーキを焼いていた。今まで忘れたことなかったのに。しかも、朝、カメちゃんが今日は自分の誕生日だ、って教えてくれたのに、全然ケーキ作ろう!と思いもしなくて、夕飯を作りながら気づいて。。。

しかも、チキン南蛮作るのに必要なマヨネーズを切らしているのに気づかず、チキンを揚げながら気が付き、誕生日ボーイのカメちゃんにチキンを揚げてもらいながらスーパーに車を飛ばした。

しかもしかも、チキン揚げる温度が低すぎたみたいで、全然かりっかりにならないし、衣がはがれるしで、なんだかイマイチな出来栄え。。。

とほほ、失敗だらけの一日。でも、こんな日もある。

今日はカメちゃんの好きなチョコのシフォンケーキ作るからね!と断言し、薄力粉が無いのに気づいた。ま、すぐ買いに行ったけど。

やれやれ。

カメちゃん誕生日だった!

今日はカメちゃの誕生日だった。もうすぐ誕生日と思っていたけど、今日だったとは。いくらカメちゃんの学校の事とか頭でいっぱいだったとはいえ、びっくりした。

「今日、誕生日だぁ」とカメちゃんが朝食を食べながら言った。それを聞いて、え?嘘?本当?と、本気で忘れていた自分に驚いた。

昨日の朝、カメちゃんに対するハスちゃんの言動や態度が癇に障り、久々にハスちゃんと言いあいして険悪ムード。それがまだ尾を引いている感がある。カメちゃん、ごめん。

今日は数学の授業が無かったので、カメちゃん、なんとか遅刻せずに普通に登校した。誕生日だもんね。また明日はどうなるかわからんけど、1日、1日を乗り越えていこう。

しかし、ハスちゃんの部屋が汚いのが腹立つ。昨日、床を箒で履いてと言って、返事してたのに、明らかないやってない。自分も中学生の時とか、部屋めっちゃ汚かったけど。

赦す

カメちゃんが学校行きたくない、と言い始めたとき、その直接的なきっかけを作った数学の先生のことを、恨んだ。その先生がいなければよかったのに、と。約1週間経ち、今はそのネガティブな思いが和らいだ。カメちゃんを傷つけ、学校に登校できなく無くなった先生の行為は憎むけれど、先生自体は憎まないでいられる状態、というか。

丁度、ばっちぐーなタイミングで、ひすいこたろうさんのyoutubeで赦すという内容の動画を見て。それが響いた。

先生は、ほぼ全生徒に嫌われるような言動、行動をしていて、どうにもこうにも幸せな人だとは思えない。先生も、幸せであったらいいな、と思う。

私の心境の変化はあったけれども、カメちゃんの心は変わらない。嫌な人を赦すなんて、12歳の彼には難しいにきまってる。

昨日は、あるイベントで家族3人、みんなで心底楽しんだ。気持ちが明るくなって、カメちゃんは夕食を食べながら、明日は学校行こうっと!と言った。嬉しかった。でも、寝る時には、やっぱり、学校行きたくないな、と言って寝た。

今日は、1時間目の数学が終わってから、登校した。友達とわいわい楽しそうに帰ってくるカメちゃんを見てホッとしたけど、疲れたーと言っている。

明日は、どうかね。