今日は、奄美から広島に移住してきて3度目くらいの、衝撃事件。1つ目、ハスちゃんがいじめられて不登校、2つ目、イエナプラン教育校に転入したカメちゃんが、学校行きたくないと言って休んだこと、この2つが同時期に起こって、絶望した。それに匹敵するかどうかの衝撃事件。
全国初、公立小学校初のイエナプラン教育校と恐らく先進的な教育に興味がある方からは熱いまなざしを送られ、注目されている学校であれど、子供にとっての自由な外遊びの重要性を理解していなかった件。
徒歩圏内以外から登校してくる家庭も多く、校庭に保護者が車を乗り入れることが認められてきた。それが、近隣の駐車スペースを利用する、ということに変更になり、校庭への乗り入れが原則禁止となった。校庭は子どもが安心して遊べる場であるべきで、駐車場ではないのだから、校庭に車が乗り入れなくなることは悪いことではない。
但し、駐車スペースに限りがあり、長時間の駐車は控えてください、みたいな通達が学校からあった。この時点で遠方から送迎して子供をイエナプラン教育校に通わせている親の一部はざわついていた。長時間駐車できないということは、迎えに行った後、放課後学校の校庭で子どもを遊ばせることができないということ。低学年の子の親の一部は、迎えに行ってそのまま子供が校庭で遊ぶのを、他の保護者と話しながら待っている感じだった。
高学年で、送迎が必要な転入組は、3時下校の後は子供に自由に校庭で遊ばせて、5時半くらいに迎えに行く、という感じだった。だから駐車場に長時間駐車できなくなることでは、あまり不自由を感じなかったのだけど。
本日、お迎えは15時に、急遽やむを得ない事情で迎えが遅れる場合には、学校へ連絡すること、15時迎えが難しい子どもたちは、放課後児童クラブを利用することをお願いする手紙が配布された。
ラッキーなことに、カメちゃんを迎えに行ったタイミングで、この手紙を読む前に、これを作成した管理職の方と話すことができた。色々話した。訴えた。管理職の方も、伝えたかった意図とは違う印象を与えてしまった、とは言っていた。でもはっきりしたことが一点。
こんなに注目されていて、先進的な教育を行おうとしている学校であっても、子供にとっての自由な外遊びがどれだけ大切かを理解していない、という驚愕の事実。
イエナプラン教育校、本当に素晴らしい、来てよかったと思っているけど、肝心要の子供の本質、子供を教育するうえで核となる、子供の育ちの部分は共有できていないことが判明した。かなりの衝撃。遠方から移住してまで通うべき学校では、今の所ない気がする。
今日、偶然というか必然、遊びを大切だと思っている保護者3名でこの件、直談判した。その意見を受けて、学校側の最終決定を待ちたい。子供の遊びを守れない大人なんて、がっかりする。