天才カメちゃん健在

カメちゃんは、天才なんだと思う。彼の行動は本当に凡人の私からしたらおかしい時がある。

例えば、お風呂上りに着るパジャマ、私が間違えてハスちゃんのパジャマを準備してしまっていた時、カメちゃんは何も言わずそのパジャマを着ていた。カメちゃんは130-140cmのパジャマ、ハスちゃんは大人物のSを着ている。全然サイズ感違う。なんだかめちゃめちゃダボダボのパジャマを着てウロウロしているカメちゃんを見て、びっくりした。

「カメちゃん、それ大きすぎる、ハスちゃんのパジャマだわ。」と言ったら、初めてそれに気づいた感じで、「あ?そうなん?」とか何とか。びっくりする。着た瞬間に自分のじゃない、と気づいてよ、気づかないの?不思議だ。

昨日は、長袖Tシャツ1枚では寒いかなーと思い、長袖の上に、半袖Tシャツを重ね着したらいいな、と、2枚Tシャツを置いておいた。長袖Tシャツはぴったりめ、そして半そでTシャツは大きめのやつ。重ね着しやすいように。

そしたらカメちゃん、ぴっちぴちの長袖Tシャツの下に、半袖Tシャツを着てるもんだから、何だか上半身がごわついていて、、、笑った。

カメちゃんはよく、え?わからないの?気がつかないの?と不思議に思うような行動をする。でも、いつも、彼は天才だから、と思うようにしている。

ハスちゃん2学期期末試験

ハスちゃん、不登校を選択して初めての期末試験。
不登校だけど、教育委員会が設置しているフリースクールで期末試験が受けられます。試験で良い点を取ることが目的ではなく、テストを受けてどこが出来ないか、わかってないかを把握して、わかるようになる、が目的なので、フリースクールで試験を受けられるというのは、とても有難いのです。

毎日学校の授業をオンラインで受講し、わからないことは無い、と言っていた。ただ、授業中にみんなはやっている小テストなんかはやっていないし、塾にも行っていないから、いざ試験、となったらちょっと大変だったみたい。

試験開始3日前に、試験範囲に関連するプリントなどを私が学校で頂いてきた、ハスちゃんに渡したら、急に試験勉強スイッチが入ったらしい。手元に教科書しかなかったからねぇ。授業中はわかっていたつもりだけど、イザ問題を解くとできなかったり、試験範囲も広くて時間が足りなかったり、色々あった様です。

試験1日目が終わって夕食の時に、「クラス替えがあったら、私また学校行きたいなぁ」とハスちゃんが言った。急にそんなこと言うからびっくりした。学校行かないから先生に会わないし、私も勉強のことは何にも言わないし、本当に期末試験前は孤軍奮闘していたハスちゃんの様子を見ていて、
「自分一人だけで学び、試験に挑むのって大変だよねぇ」と言ったら、頷いていた。

授業でわからないことはないし、わからない時は教科書みたらわかるし、大丈夫、だと思うけど、やっぱりね。学校で学ぶのって効率いいところあるよね。先生がいて、仲間がいて。まだ中1だもの。完全に一人で学ぶことが大変だと思うのは無理もない。今回の期末試験では、9教科の準備は3日では足りない、ということが分かったらしい。笑

学校が苦手なハスちゃんだけど、学校が有難い場所であるということを少し感じたようです。

食、あなどるなかれ

昨日、初めて不登校児を持つ親の集まり、に参加してきた。私はハスちゃんをいわゆる一般的な”不登校”(ドロップアウト的な)とは認識していなくて、毎日ハッピーに暮らしているもんだから、そういう集まりには興味がなかったのだけど、カメちゃんの学校の保護者に誘われて、その方とゆっくり話してみたかったし、参加してみた。

小人数の集まりだったけど、もうみなさん子供が不登校で苦しい、という段階は通り過ぎ、不登校なりに何とか生活を整えている、という段階の方が多く、楽しく会話が出来た。

子どもの不登校で悩み苦しむ方たちの集まりだと、私浮くかな、とか思っていたけど、でもその苦しみは程度の差はあれど、私も通ってきた道。今はハッピーだけど、その道程には色々あった。葛藤もしたなぁ。その葛藤をどう処理して今に至るか、みたいな話は、参加者さんには響くようで。ハスちゃんはハッピーな不登校だから、不登校児の親の集まりには関係ない、参加しない、ではなく、どうやったらハッピーな不登校にできるか、という話をすることは私にはできるよな、と考えた。

不登校児を抱える多くの親に共通する点があり、(昨日は4名だけど)それは身体が弱いということ。不眠症だったり、うつっぽい症状があったり、虚弱体質だったり、みなさんそんな話をされていて。私は健康なので、そこの違いを意識した。

昨日はファシリテーターが元助産師で体を整える勉強をされている方だったので、いろんな不登校の種類はあるけど、食生活の乱れで、ミネラル、栄養分が絶対的に足りていないことも原因、と人間にとって最も大切なのは、食生活、その次に運動、という話を聞いた。

今スーパーで売られている野菜には、栄養素がほとんど含まれず、バランスよく食べても栄養不足、ミネラル不足になるみたい。そこで、みなさん、ミネラルサプリを購入して接種することをお勧めされていた。私はサプリはよほどのことが無い限り使いたくないし、 自然栽培の野菜を宅配でとっていて、対応できてる気がした。

この話を聞いて実感したのは、心身共に健康であることの重要性。ハスちゃんは、いじめという苦しい経験をしたけれど、すぐに復活し、意欲的に学んでいる。食生活には気を付けているし、規則的な生活を送ることを心掛けている。それがハッピーな不登校生活のキーポイントな気がした。不登校の親にとって、昼夜逆転、ゲーム依存、が心への負担が大きいというのは、みなさん共通の意見だった。

健康的な食生活は現代人にとってはかなりハードル高いし、規則正しい生活も難しくなっている。けれども、少し工夫すれば何とかなる。そして、そこに気を付ければ、怖いもんなし!不登校も怖くない!なぁ、と考えた。

マズローの欲求5段階が有名だけれども、1が満たされて次の段階、2を求める。

1生理的欲求 空腹を満たすなど、最低限生命を維持したい
2安全欲求  少しでも秩序のある、安心できる環境で暮らしたい
3社会的欲求 自分を受け入れてくれる親密な他者の存在
4自己実現 「誰かに褒められたい」という気持ち
5自己超越  自分にしかできないことを成し遂げたい、自分らしく生きていきたい

食生活は間違いなく1。2は家庭が安心できる場か、3は最重要は親。
3までを満たされていない子どもが多すぎる気がする。だから、学級崩壊、いじめ、など問題が増え続けるのでは?1,2に関して学校が影響を与えられることは少ない。親の仕事だ。そしてその仕事を全うできない親に対してのサポートが、今求められているよね。

PCを買うか買わないか

audibleに登録し、家事をしている間、運転中にどんどん聴いている。楽しい。読書、ではなくて、聴書だけど、やっぱり本っていいなぁ、と思っている。

何がいいって、とても優秀で頭がいい方の意見、考え方、知恵を簡単に知ることができること。ありがたくて仕方がない。

とーっても気軽に聞いてみた、ひろゆきさんの僕が親ならこう育てるね、と、人生が好転する100の言葉。面白かった。なんとなく持っていた彼の印象よりも、ちゃんと納得させられる思考をする方だな、と感じて。本ってやっぱりいぃ。

ひろゆきさんの考えは7割くらい納得できた。宿題とゲームに関しての主張だけは、全く共感できず、参考にならない、と思ったのは私がどんぐらーだからかな。彼に、どんぐり理論を知ってもらって、その上で宿題とゲームに関してどう思うかもう一度話してもらいたいなぁと思った。

ひろゆきさんの本を読んで一番タイムリーで、有難かったのが、子供にPCを使わせていいかどうか、という内容。もちろん彼はきちんとルールを設定した上で、PCは使わせるべき、という方。そして、文科省のGIGAスクール構想で一人一台端末を、という計画にもとても期待をしていたらしい。で、ふたを開けたら役に立たないタブレットや何もできないchromeブックを配布して終わりという状態を残念がっていた。

ひろゆきさんの、タブレットを利用していると、単なる消費者止まり、自分で何かを創造することができるPCを子供に使わせることが大切、という意見は、納得できた。

そして、そんなタイミングでハスちゃんが「クリスマスにね、PCが欲しい」と言ってきた。PCって高い!だからひるんだ。一応、学校のchromeブックがあるじゃない?と返してみた。そしたら、「あれじゃぁ、何もできない。何かを深く調べようと思っても制限かかってるし。もっと自由に色々調べたい。イラストも描きたい」と言われて。

我が家では、インターネットの世界の恐ろしさ、はよく話しあっている。インターネット上の情報は嘘が多いということも、ハスちゃんは理解している。それを理解した上で、我が家のルールを作った上で、PCを持たせるのは悪くないな、と思った。それを、ひろゆきさんの本が後押ししてくれたなぁ。

その世界に詳しい人の意見って、とっても参考になる。本っていいなぁと改めて思った。

カメちゃん強い!

昨日は雨、予定していたアウトドアで遊ぶ会がキャンセルに。雨の日くらい家でゆっくりしたらいいと思ってたけど、やはりカメちゃんはじっとしていられない。お友達の家へ遊びに行った。

遊びに行ったお友達の家もどんぐり式子育てをしている家庭で。テレビはほとんど見ない、もちろんゲーム機はない家庭。お友達のお父さんお母さんも一緒にボードゲームをたくさんやってきた!と楽しかった!と大満足のカメちゃん。

そのお友達のお母さんから、カメちゃんと一緒にボードゲームをして、凄さに気が付いた!とメッセージを頂いた。

1.ルールの把握、理解が早い 2.先の先を読んでいる 3.強い! 

この3点を凄い!と思ってくれたようで。この凄さは学校のペーパーテストではわからない能力だよね、と言っていただいて。嬉しかった。

カメちゃん、学校のテスト、漢字テストなんて100点満点の16点とからしく。学校で、学力が高いと思われるタイプでは無いし、本人もそう思うみたいで、それは全力で否定している。

つい先日、お友達にこれやってみてと言われて、PCで知能テストみたいなのをやって、140点くらいだったみたいで、その点数はかなりいいらしい。知能テストってどうなの?しかもPCで無料でできるやつだし、クオリティも不明だけど、漢字テストの点数では測れないカメちゃんの凄さをお友達もわかってくれただろうか。。。

どんぐり育ちの子って、いわゆる、非認知能力が高いことが多いのかな?非認知能力の高さって第三者がすごいと認識するのが難しくて、やはり学校ではテストの点、で頭いい、かしこいと評価されることが多くて、私としては残念に思うことが多い。だから、テストの点以外でカメちゃんの能力を凄い!と言っていただくと、本当にうれしい。

教育を受ける権利は家族の鼻水で奪われる権利

ハスちゃんをフリースクールに送り、近所の公園でお弁当を食べる。
真夏、初秋はいつも公園独り占めで、なかなか快適だったのだけど、最近公園で子供を遊ばせている方が数人いることが多い。独り占めの時はオーディブル聞きながら食べたり、椅子に寝転んだりしてたけど、他の方がいるときは、ぼーっとその人たちを観察するのが楽しい。

平日だから、圧倒的に未就学児が多いけど、低学年らしき子もいる。もちろんそれぞれ親子でバラバラに遊んでいる。私は一人お弁当を食べながら、子供は仲間と遊ぶと本当に楽しめるから、ここにいる子供たちが一緒に遊んだらいいのになぁ、と考えていた。

もちろん親同士は赤の他人、でも、子連れで公園に同じタイミングでくる、という共通点はある。人見知りじゃなければ、親同士が少し会話を始めたら、子供は自然に一緒に遊びだすだろうなぁ、なんて、私がハスちゃんカメちゃんを公園によく連れて行っていた時を思い出していた。そして”どの親もみんなマスクしている”ことに気が付いた。マスクしていたら、近づきがたいし、知らない人との会話を求めてるようにも思えないし、無理か。。。と感じた。

そんなに大きな公園ではないけど、多くても3組くらいの親子がいるくらいで、それぞれが絶妙に距離を取りながら遊んでいる。ソーシャルディスタンス、50mくらいは取れている。それなのに、どの親もマスクをしている。もちろんマスクするしないは自由。でも、屋外、公園で、50m以上距離が離れていても、マスクするんだなぁ、と眺めていた。一体なにを恐れているのか、もう下着のような感覚でマスクを装着しているのかもしれない。まぁ、それは各人の自由。

これはただの独り言、私の価値観なんだけど、マスクをつけた大人と遊んで、子供、未就学児は楽しいのかなぁ。。。色んな表情でコミュニケーション取りながら、遊ぶのが楽しいんじゃないかなぁ。例えば人が少ない公園で子供と遊ぶ時とか、マスクしたほうがいいか、しなくていいか、考えてみる、という考えも持たないのだろうなぁ。

未だに教室内ではマスクが義務づけられている小中学校。
そもそも、医療用レベルのマスクをつけ、学校出るまで一切それを触らない、とできるのであれば、感染症対策はできるかもしれない。けど、子供はマスクをとったりつけたり、マスク触った手でそこら中を触ったり。明らかに、感染症対策はできていない。できていないことは横に置いておいて、子供たちのかわいい顔を隠し、不潔な布切れを長時間装着させ、必要な酸素量を低下させているとしか思えなくて。。。いったいこの国の大人は何を考えているのか。考えていないってことなんだろうね。

登校はしていないけど、ハスちゃんが在籍している学校から、自分が元気でも家族が不調だったら登校を控えるようにというメールが最近2回来た。例えば、家族に発熱者がいる、という場合なら、まぁ、このご時世仕方がないか、と思うけど、 「妹が鼻水を出している」という場合も学校を休んでください、みたいな内容で。。。唖然。

マスクつけてたら、同じ教室内で感染者でても、濃厚接触者にならないんだもん。マスクってすごいよ!笑

子供が教育を受ける権利は、憲法で定められている重い権利だと思うのだけど、
今の日本では、家族が鼻水を出したら登校をお断りされるくらい、教育を受ける権利の地位は低い物となっているらしい。

規則正しく生活する

「朝、海沿いを散歩してるよね?」と、カメちゃんの学校の保護者に聞かれた。お寝坊の私は、朝散歩するなんて優雅な時間はない。一瞬???私の分身?!?!と頭の中に?だらけになって、あぁ、ハスちゃんだ、と気づいた。「それ、娘ですよ」と答えた。

ハスちゃんは、学校に登校しない生活を選択して、それは快適な選択なのだけど、登校しないと朝日を浴びる、ということができなくなるのがデメリット。そこで、朝7時に起きたら、30分、家の近所をウォーキングさせている。季節によって、朝日が当たる場所が変わるから、朝日が当たる道を選んで歩いているみたい。

人間にとって、朝日を浴びることが大切、夜眠たくなるホルモンが分泌されるためにも朝日を浴びる必要がある。そんな豆知識をハスちゃんに教え、初めは面倒くさがっていたハスちゃんも、今では当たり前のようにウォーキングへ。

学校に行く必要はない。行きたくないなら、学校に行かないで学べばいい。学校に行かなくてもいいけど、健康的、健全な生活は送らなければいけない。学校に行くよりも、有意義な一日を送ることを目標にしているから。

スマホ、ゲーム機は与えていない。この時点でかなり健全。学校から支給されているchromeブックがあるから、youtubeは見れないなど制限があるにせよ、インターネットには接続できる。夜更かししてネットサーフィンされないよう、我が家のwifiは夜8時-9時の間に切れる。笑 

せっかく学校に行かないのだから、時間を有意義に使ってほしい。学校に行くよりも、素敵な一日にしてほしい。基本は自由。でも、早寝早起き、ネット使用時間の制限など、規則正しい生活を送ること。そこを頑張っている感じだな。

日本の教育は問題だらけ

ひろゆきさん、成田悠輔さんが、元文科省大臣の方と話していて、おもしろかった。
https://www.youtube.com/watch?v=ks_0cSIhtuU&t=1863s

文科省大臣経験者の方が、多様化する子どもの為の仕組みづくりの話などをされていて、もちろん、それは必要、やって欲しいと思うんだけれども、成田さんのこの発言が爽快だった。

「問題だと思うのは、多様化を支える社会の仕組みを大事しようと言えば言うほど、ぶっちゃけ教育、学校が必要ないということが明らかになる。勉強においても、学校ってもはや足手まといにしかなってない。できる人たちの足を引っ張っている側面が強い。」


https://www.youtube.com/watch?v=ks_0cSIhtuU&t=1863s

そうそう、多様性を大切にするなら、”もう学校が必要ない”ってのが極論。ハスちゃんは、やっと自分らしくいられる状況を作り出せたんだなぁ。

学校が、何かを学ぶどころか、傷つけられる場になっていて、
授業も平均以下の子たちをターゲットにしていて、退屈。。。
日本の未来が心配。

ひろゆきさんも、
日本の教育現場は、やらなければならない事をどんどん増やしているけど、いろいろやってるわりに、子供が優秀になっていない、フランスには塾がない、フィンランドには宿題がない、と言っていて。

これも久しく言われ続けているけど、日本では塾業界儲かりまくり、宿題をお断りすると不真面目で協力的でない親扱いされたり、学校が宿題を出さないと言ったら、必要だ!と親が大騒ぎするレベルが日本。

フランスでは、塾って何するの?学校で学んだ内容と同じことを学ぶの?何それ?という感じらしい。確かにー。塾が必要な時点で学校教育が破綻しているのがよくわかる。だって、できる子が置いてけぼりなんだもん。退屈なんだもん。

本腰いれて、えらい人たち、何とかしないとね。

夢中力

秋、自然の中で遊べるイベントが数多く開催されていて、忙しく参加している。

先日参加したイベントで、TAKE-1グランプリという、木を使って車を作り、デザイン性とスピードで競うという催しがあった。カメちゃん、もちろん参加。恐らく参加者の中で5年生のカメちゃんは最年長に見えた。他な子は低学年か未就学児で、もちろんお父さんが大活躍、お父さんが主体となって車を作っている子が多い感じだった。

カメちゃんは手伝ってとも言わない。私も手伝う気はなく、花炭づくりにはまって、栗のとげとげや、松ぼっくりを炭にして楽しんでいた。

花炭。栗がウニに、松ぼっくりのお尻がお花みたいに見える。

TAKE-1グランプリ、レースの時間。1回戦、カメちゃん敗退。敗者復活戦もあるから、敗退後、カメちゃん再度車を改造していた。敗退後、車の改造するのはカメちゃん一人。もくもくと何かしている彼をみて、なんだか頼もしく感じた。

前の丸い飾りの上にトマトの飾りがあったのだけど、はがしてボンドが剥き出しに。。。

車輪をもっと大きなものに交換して、車の前に着けていた飾りを取っていた。「かわいかったのに、何で取ったの?」って聞いたら、「空気抵抗を少なくするため」って。ほっほぉ~

敗者復活戦、スタート位置に車を設置するカメちゃんが、面白かった。レースは、竹を半分に切ったコースが5本、そうめん流しをするような竹の上を走って行う。スタート位置への車のセッティング、他のみんなは指定された色のコースにポンっと自分の車を置いて終わり。そんな中、カメちゃんは30秒くらいかけて、置き方?置く位置、スタートしたらちゃんとタイヤが動くかみたいな事を念入りに調整している。

あまりにも必死に調整していて、横のコースの親子が車を置けない、という状況に、私は苦笑。

スタート位置担当のスタッフさんに「なんだかオリンピックの重要レースに挑むトップアスリートみたいですね」と笑いながら言って、スタッフさん、近くにいた保護者の方と笑いあって。

いよいよ、敗者復活戦スタート!そして、なんと、カメちゃんのトマト号が1位になった!びっくりー笑 びっくりしている私にスタッフの方が、「あのスタート位置の調整が良かったですねー、お母さん笑ってたけど、あの本気度が重要ですよ」と言ってくれて。本当にそうだと思った。

私から見たら、遊びのレース、なんだけど、カメちゃんは本気。負けたら改善点見つけて調整するし、スタート位置もびっくりするくらい本気で調整する。

一緒に遊びに行った友人が、夢中力があるね!と言ってくれた。本当だ。カメちゃんには夢中力がある。とっても誇らしい。

いじめを放置する大人たち

何となーく、感じてはいたけど、ハスちゃんのクラスのいじめ、なくなっていないようだ。

ハスちゃんは4月末に暴言陰口などに耐えられなくなり、1か月休み。その間学校はもちろん教育委員会、各方面に相談対応依頼をした。そしていじめ加害者と物理的に席を離す、などの措置をとって頂き、6月1日にハスちゃんは再登校した。担任が加害者家庭と話し合いもして頂き、直接的に暴言陰口を言われることはほぼ無くなったようで、1学期は登校した。

ただ、そのようないじわるな加害者がクラスの中心的存在で、とりまきが5-6人いる状態、クラスの雰囲気は悪い、居心地悪いし、楽しくないにきまっている。2学期始まって1週間ほどたって、ハスちゃんが「もう学校嫌だ行きたくない」と言った。そこからハスちゃんは登校しないでフリースクールを選択した。

担任の先生他、学年主任、管理職の先生にも、私は娘を守ります、守れますが、娘がいなくなったら、ターゲットが他の子に代わって、いじめは続きますよ。新たな被害者が出るだけです。被害者のケアより、加害者のケアが大切で、そこをしないとこの問題、解決しません、と何度も伝えた。

思った通り、大人たちは、いじめ加害者に関して何にも影響力を持っていない。ハスちゃんと同じクラスの女子、2名が同じ子からの言動などで傷つき、保護者が悩んでいる。同じ生徒からのいやがらせで3名もの生徒が登校できない、しづらい状態になっている。学校のいじめ対策の無策さ、周りの大人の無能さにショックを受ける。腹立たしい。

ハスちゃんのクラスメート2名の親は、学校なんかいかなくてもいい、でも行ってほしい、という複雑な気持ちで揺れている。私も散々感じてきた苦しい悶々とした感情。でも、それでは子供はもっと苦しいんだよなぁ。

いじめ加害者はちょっと注意されただけで、普通に登校を続け、被害者が学校に行けなくなる。これが今の日本の現状。

いじめ加害者を速やかに隔離、カウンセラーがいる部屋、保健室などで保護することが一番大切な気がする。けど、それができないのが学校。