縄張り争いについて話す

近所の公園で、他の学校( ブルー校 )に通う子達と仲良く遊べていない件に関し、状況を質問したり、私が感じたことを、カメちゃんと話した昨日。私的にはいろんな気づきがあった。

カメちゃんは、 ブルー校組とは遊び方が違うんだ、僕たちはゆるゆるっとサッカーしたいんだけど、ブルー校組はマジでガチで勝負!って感じのサッカーをしたがる。だから、僕たちは楽にゆるっとやりたいと言ったら、「じゃあいいよ!」とキレられて、悪口言われて追い出される、と言った。

やっぱり、 ブルー校組は、イエナプラン校組と一緒に遊びたいんだよなぁ。でも、イエナプラン校組が意見を言ったら、自分の意向にそぐわない意見を受け入れられず、反応が悪態をつく、批判する、となってしまう。だからイエナプラン校組はブルー校組が嫌だ、関わりたくない、と感じている。 ブルー校組は、本当は一緒に遊びたいのに、拒否されたと感じ、悲しいし、悔しい、んだと思う。

ブルー校組が、本当はカメちゃん達と遊びたいという気持ちがあるんだよね、というところは、カメちゃん理解している。けれども、私が悪口言って楽しい人はいない、と言ったら、猛反論してきた。

「すごく楽しそうだよ。 ブルー校組の中でも悪口言わない子もいるけど、言う子は笑いながらすごく楽しそうに言うから」とカメちゃんが言った。悪口言う人は、幸せじゃない人、と常日頃から話していて、「悪口言う子、幸せじゃないのかも、家で幸せじゃないのかも、何かあるよね」と言って、まだ納得していない様子のカメちゃんに、そりゃ小6だもん、物事は表面的に判断しちゃうよな、仕方がない、と思いつつも、でもここで何か気づき、成長して欲しいな、と感じた。

「悪口言う子がいる、言わない子がいる、それって、どういうことなんだろう、何でだろうね」と会話を締めくくった。

縄張り争い

今我が家が住む地域には、公立の小中一貫校と、カメちゃんが通うイエナプラン教育校がある。同じ地域に2つの小学校があるわけだ。

放課後は、イエナプラン教育校の校庭で遊んでいたのだけど、最近、公共の公園で遊ぶことが増えてきた。イエナプラン教育校には、学区を超えて親が送迎して通ってくる子供が多く、学校の校庭よりも、公共の公園の方が遊べる子が多い、から、そうなった。

もちろん、その公園には、他の小中一貫校(以下ブルー校)の子供が遊びに来る。そして、急に現れたカメちゃん達、見知らぬ子達のグループによからぬ印象を抱いたんだろう。

サッカーをしていたら、ヘボい、下手、など言ってくる、しつこいから、サッカー勝負をすることになり、カメちゃん達イエナプラン校組の勝利。ブルー校組は負けても尚、ヘボいなど言ってきたらしい。

男と男が真剣勝負して、負けたら、負けを認め、そこで仲良くなる、というのが理想だったけど、勝負しても仲良くはなれなかったようで。

翌日、ブルー校組はさらに多くの仲間を引き連れ公園にやってきて、またイエナプラン校組にサッカー勝負を挑んできたらしい。予想通り。恐らく、サッカーが上手だとか運動神経がいい子を集めて来たんだろう。その様子が、なんかいい。

ただ、カメちゃんは風邪気味で体調イマイチだったから、その勝負は受けなかったらしい。今日はやらない、って答えたら、逃げてんのか、弱虫、など言われたらしく、無視しててたら、ことごとくイエナプラン校組が遊んでいるのを邪魔してきたらしい。

カメちゃんから聞く話から想像するに、ブルー校組が意地悪で子供っぽい感じがする。そこをイエナプラン校組がどう対応していくか。どうにか子供達で関係を改善していってほしい。

学校疲れ

昨夜はまたハスちゃんに驚かされた。

最近ハスちゃん元気、声とか、夕食の時に良くしゃべる感じとか、でそう思っていたのだけど。食事しながら、今日も楽しそう、よくしゃべる、と思っていたのに、食べ終わって、「明日学校行きたくない、学校行くの疲れた」と言うから、驚いた。

何というか、そんな元気そうなのに、とびっくりした。学校行きたくないなら、元気なくなっていく、とか冴えない表情している、という状況になる、と思い込んでいるから。

思いつく学校に行きたくない理由を、〇〇が嫌?〇〇だから?とか聞いてみたら、全部首を横に振られて、「ただ、疲れただけ」という。

考えてみたら、好きでもない場所に、4月から一度も休まず登校している。保健室にいることもあるだろうけど、休んでいない。そりゃ、疲れるか、と思った。

学校行くの疲れた、と聞いて、わけわかんなくて、こっちが疲れるよ、と思ってしまったこと、本当に申し訳ないと思う。

今朝、欠席連絡をしようと思ったら、遅刻して2時間目から行くと言われた。寝てすっきりしたのか。無理はしないこと、休息も必要だよ、と伝えながら、やはり学校に行ってくれることがうれしい自分がいる。

ハスちゃん元気。

ハスちゃんが、元気だ。

学校は相変わらず楽しくはないとは思う。恐らく。体育祭も競技には参加せず、見学していたけど、保健室にたまに来る顔見知りの子や、同じクラスで同じく学校を休みがちな子と楽しそうに、お話しながら見学していて。その様子にほっとした。

ハスちゃんが沈んでいて元気がないと、夕食の席とか、お通夜みたいな感じだったのに、ハスちゃんが元気だと、もうお祭り騒ぎ。ハスちゃんはおしゃべりしながらも、食事をすることが出来るんだけど、カメちゃんは、おしゃべりに夢中になって、全然食事が進まないタイプ。昨日はひさしぶりにハスちゃんを「ちょっと食事が終わらないから今は静かにしてくれる。食べた後にしてくれる」と言ってしまった。懐かしい感覚だった。

しかし、この感情の浮き沈みは何なんだ、思春期だからなのか。私は理解できないし、ついてけないなーと思う。いや、理解できなくていいし、ついてく必要ないんだなぁ。ついていこうとしたら、疲れてしまう。ただたた、元気なハスちゃんをニコニコ見守っていたらいいんだな。そして、元気じゃないな、と感じたらよーく観察して、なんか困ってる?と声をかけよう。

それだけで、いいんだよね。

ギャップ萌え

昨日も雨。今日も雨。梅雨っぽいなぁ。

放課後、夕方6時まで小学校の校庭で遊んでいるカメちゃん、雨の日は遊べなくて残念そう。図書館に寄って帰ることにした。夜寝る前に楽しんでいるバッテリーのⅤを借りてすぐ帰るつもりだったけど、「図書館で本読みたい」とカメちゃんが言うから「30分ね」と約束して、私は散歩に。

川沿いを歩いていると、カメちゃんの友達2人が自転車に何とか2人乗りしようと四苦八苦しているのに出くわした。そんな強くないけど雨降ってるのに、自転車に無理やり2人取りしようとしてて、大丈夫かな?と思い、声をかけた。

「そこ(泥除け)の上に乗ったら後輪が動かなくなるよ」と話しかけたら、「あ!カメちゃんのおかーさん、カメちゃんは?」と聞かれた。

「図書館で本読んでるよ」と答えたら、「え?カメちゃんって本なんか読むの?!」と言うから、笑っちゃった。

カメちゃんは、本が好きだ。だけれども、お友達には本好きだと思われるキャラではないのは確かだわ。毎日夜寝る前には30分くらいは本を読み聞かせで楽しんでるし、夕方帰宅後、一週間に2時間のテレビ視聴時間を使い果たした後は、本を読んでることが多い。けれどもそれはお友達が周りにいない時だから、学校のお友達には、カメちゃんが本を読むというイメージはないだろう。

休み時間や放課後はお友達と遊びまくり、体育が大好きで漢字が苦手なカメちゃんだから、そりゃぁ、図書館で本を読んでると聞いたら、お友達はびっくりするだろうな、そんなことを一瞬で思考して、にやりと笑ってしまった。

ギャップ萌えという言葉があるけど、まさにそれだな。いいじゃん、いいじゃん、と一人嬉しくなった出来事でした。

BBQでゲーム

週末、学校が得意じゃない子を持つ家庭で、BBQをした。学校に通っていない、休みがちの子によくあるのが、ゲームやタブレット漬けになっているということ。

BBQの時も、せっかくお外に来ているのに、周りに何人も同世代の子供がいるのに、持ってきたゲーム機に夢中の子がいた。

学校に行かないから時間がある、家にいる時間、ゲームしてしまう、これは、このご時世なかなか防ぐのが難しいのかもしれない。いや、難しくはない。うちは、学校に行かなくても、ハスちゃんはゲーム漬けにはなっていない。ゲーム機を与えていないから。これを防ぐには、相当親の覚悟、が必要ってだけ。で、その覚悟を持った親が相当すくないっていう事実。

家、でゲームをする、しないは、その家庭の方針、その子の自由だと思う。けれども、アウトドアの際には、ゲーム機は持参しない、持って行ってもいいけど車に置いておく。また帰宅してから使おう、くらいのルールを親は設けてもいいと思う。

だって、せっかくアウトドア楽しめる条件そろってるのに、1人ゲーム機を取り出して始めてしまうと、子供はそこに群がる。ゲーム機を覗いて離れなくなる。ゲームとはそういうものだから、仕方がない。

せめて、外では、アウトドアを楽しむ場には、電子機器の制限をしてほしいな、とよく思う。

寝つき

夜寝る前のバッテリー読み聞かせ。私が夕食の準備をしている間に、カメちゃんが昨夜私が一人で読み進めてしまった部分を読んでくれて、よし、とシリーズ3冊目に突入!どうなるか、どうなるか、とワクワク読んでいたのだけど、10分足らずでカメちゃん寝てしまった。。。

えぇ、えぇ、えぇええぇえええ?!

カメちゃんはいつも寝つきがいいのだけど、物語が盛り上がってくると、興奮してなのか、なかなか寝ない。昨夜は、シリーズ3冊目の導入部で、そんなに面白い部分ではなかったからか、すぐ寝てしまった。残念。

また一人で数ページ読み進めてしまったけど、何とか自分を止めた。また今夜、楽しみだ。

カメちゃんはすこぶる寝つきがいいけど、ハスちゃんはよくない。ベットに入ってなかなか寝ない。8時以降は電子機器を使わない、くらいの工夫はしているんだけど。

今、子どもが幸せになる「正しい睡眠」という本をかりている。今まで知らなかった、新しいよいアイデアがあるといいなぁ。

バッテリー

あさのあつこ著 「バッテリー」に夢中。毎晩寝る前にカメちゃんに読み聞かせをしている。ハリーポッターシリーズの読み聞かせが終了し、次は何を読もうか、と、短い本を何冊か読んだあと、以前バッテリーの1作目を読んで面白かった記憶があり、読み聞かせ開始。

もちろん、一回目に読んだ時も面白いと思ったけど、今、読み聞かせをしていて、その面白さに驚いている。前よりも面白く感じる。思春期の巧、かわいい弟の青波、ハスちゃんとカメちゃんとオーバーラップしてしまうからか。

バッテリー、面白すぎて、読み聞かせをしていて、途中カメちゃんが寝てしまっても、本を閉じることが出来ない。それくらい面白い。こんなことは初めて。声に出して本を読むって結構エネルギー使うから、カメちゃんが寝たら、お役御免~とホッとすることが多かったのに。

昨夜も、カメちゃんが寝てしまってから、数ページ読んでしまった。もうやめよう、もうやめよう、と思っても読んでしまう。。。朝、起きてきたカメちゃんに、またカメちゃん寝た後もバッテリー読んでしまった、と伝えたら、「えぇええぇえええ?!」と反応された。

カメちゃんも、字ばかりの本を読めるようになり、私がつい読み進めてしまった部分を、寝るまでに自分で読んで私に追いついてくれたりする。今日も学校から帰ったら、追いつくまで読んでほしいなぁ。笑

毎晩、カメちゃんと一緒に素晴らしい物語を読む。なんと幸福なんだろう。

木村泰子さん講演会

みんなの学校、という映画の舞台、大阪の大空小学校の初代校長、木村泰子さんの講演会に行ってきた。カメちゃんが通うイエナプラン教育校の保護者が主催であるこの講演会、人生で一番感動した講演会だったと思う。

生木村先生は初めてだったけど、オンラインのトークイベント、公演(アーカイブ)などはたくさん見てきた。先生の大ファンだ。何が好きって、本質を知る人で、知ってるだけじゃなくて、行動もしている人。周りにどう思われようが、ひたむきに子供の幸せ、成長を願い、信念を持ち、子供に関わる姿、は感動的。先生は多くの人の命を救っていると思う。多くの教え子の人生の支えになっている。本当に素敵だ。

先生も初めから素敵な先生であったわけではなく、数々の失敗をやり直しして、今の先生に成長した、ということがよくわかるエピソード。人にとって失敗は、有難い、と感じる。

5年間の不登校を経て大空小学校に来た生徒が、教室で1日過ごせて教職員は喜んだ。その喜びをお母さんに伝えた。クラスメートはみんな、〇〇の受け入れ態勢バッチリです!と。お母さんを安心させたかったのだろうね。お母さんがどんなに喜ぶか、楽しみにしていたら、まさかの反応だった。お母さんは、”受け入れる”ということは、またいつ子供が学校に行けなくなるか不安です、と。

そうか、”受け入れる”ということは、その子をありのままでいいと認めることではない。なんだか上から目線で、変わった特別で変な子を、こちらが配慮して、受け入れてあげる、というニュアンスあるなぁ、と初めて知った。

受け入れている状態で、何かその子が問題行動をしたら、受け入れは成立しなくなる。崩壊する。それじゃぁ不安定だ。ありのまま、そのままでいい、空気のように、その存在がある、そこまでもっていくべきなんだ。

他のみんなと同じことをしたくないハスちゃん。制服も嫌がる。でも制服着なくて行ける中学校なんて通える範囲にはない。だから、白シャツと紺のズボンを履いて通わせて頂いている。もちろん制服着ないと教室に入れません!なんて学校はこのご時世もう言えないだろう。多様性を認める、とかパンフレットに大きく書いちゃってるし、校歌にも♪みんなちがっていい、って歌詞あって、生徒に歌わせちゃってるんだから。

私は、学校がそんなハスちゃんを受け入れてくれていることが有難い、と感謝していた。けれど、受け入れる、という状態は、あくまでもハスちゃんを異物として扱い、特別な配慮をしている状態なんだなぁ、と気が付いた。今は、受け入れてくれている状態だけでも、やはり有難いと思うのだけど。

先生の金言、たくさんあった。たくさんメモとった。その中でも、今の私に一番刺さったのは、「みんなちがってみんないい、なんて言ってる場合じゃないんですよ、みんなちがうんです、みんなちがって当たり前、なんです」

この話をハスちゃんにしたら、とっても響いたようだ。夕食を食べにキッチンに入ってくる瞬間、「みんなちがって当たり前」って言っていた。そんな社会になると、雰囲気かわるよね、日本。





40代から手に入れる最高の生き方

Audibleで本を聴くようになってから、あまり見なくなった中田敦彦のYouTube大学、久々に見てよかったのが”40代から手に入れる最高の生き方”

30代までが人生の研修期で、40代は研修が終わっている。もう研修終わってるんだから、やりたいことはすぐやる、と。本当にそうだ!と感じた。

この本で提案されている生き方、私もう実践していることが多かった。類似本がたくさんあるけど、大体書かれていることは同じ。幸せに暮らすために必要なことって、シンプルだ。

朝活3時間、クリエイティブなルーティンを行うこと、が、私がまだ行っていなかったこと。それに挑戦してみることにした。でも、3時間、となるとハードルが高くて尻込みしちゃうから、時間は決めない。やりたいことを、できる範囲で。

基本的には、思いつくまま、日記のようなものを書くことにしている。もちろんこのブログではない。誰にも見せない日記。そして、次々に思いつく色々なこと、やりたいこと、やるべきこと、などを、to do list に書くこと、にした。アウトプットすること。アウトプットすることで、頭がクリアになる。書くと、それについて考えることをやめられる。限られたワーキングメモリの容量をいっぱいにしない工夫。

アウトプットするだけで、こんなに頭が軽くなるなんてね。知っていたけど、本当にやると、劇的。アウトプットしたto do 達は、なんだか無視できない。不思議と体が動く。だって、書いたから。なのか、頭が軽いから体が動くのか、それともお酒を飲まなくなったから体が軽いのか。全部なのかもしれない。

to do listに書いてアウトプットして、次々それを実行して、そしたらまた次々とやりたいこと、が思いつく。そして書く、実行する。その繰り返し。これを始める前の日々とは、1日のクオリティーが全く違う。めちゃくちゃ忙しい、多忙な方が、精力的に動いている姿、あの人どこにそんな時間があるの?と思っていたけど、こういうことなのか、とちょっとだけ分かった気がしている。時間が膨張しているような感覚。

40代、研修が終わり、ここからが本番。ワクワクしている。