また学校のことで、げんなりした事。カメちゃんが教室内で、上着を着ていて脱ぎなさいと注意された事。
寒いから、温かい上着を着ます、が通用しないのが学校。子供が寒い、と言っているのに「教室内では決められた制服を着ることになっている」だって。あと、「そんな上着を着なくてもいいように、ちゃんと空調設備が整えられているんです」だって。
決められた制服っておっしゃいますが、文科省も、教育委員会も、制服を強制することはない、あくまでも任意、それぞれの学校に任せているというスタンスで。学校側も、地域、保護者の意見で制服を作ったと言いますが、その意見はその当時PTA役員であった一部の方だけで決めてしまった事で、そういう言い方は少数派の意見を無視してると感じる。
担任の先生には、空調があって、その上寒いと感じた時に上着を着たい、ということです。例えば体調が悪い、などありましたらその都度説明して頂いて、許可を取って頂きたい、と仰る。カメちゃんはもうすでに担任が嫌だ、面倒くさい、学校嫌だ、になっているから、寒くて上着を着るためにその都度先生の許可を取りなさいと伝えたら、もう学校行かなくなりますよ、不登校ですよ、と話した。
担任の先生は、きっちり真四角な先生で、制服以外のものを着用することは許可したくない人だ。そんな人にカメちゃんが毎朝「寒いので上着を着ます」と伝えて、どんな顔でどんな言葉を発せられるかを想像すると、もう怖くてそんなことやらせられない。その思いは、先生にも伝えた。
担任の先生、めっちゃスクエアな人だけど、嫌な人ではなくて。ゆっくり、丁寧に説明したら、分かってくれる。お母さんと話していて、毎日許可をとってください、という部分はおかしいことだと分かりました、と仰っていただいて。
担任の先生に毎日上着着用の許可を得ないといけないのであれば、明日病院に行って診断書を準備します。それを校長に提出します。そうすればもう、先生の許可は必要ない。医師の判断の元、必要な時には上着を着られる。そうすれば先生の負担は軽減しますか?と聞いたら、それは必要ありません!と必死な感じで止められた。
子供の心身の健康が最上位目標となっていないのが、明らかで、とても不快。
子供が寒いと感じている。だから上着を着る。その上着は、学校で着るものとしてふさわしそうなもの、黒の無地、フード無、を選んでいる。寒くて上着着ることになぜ先生の許可がいるの?寒いから着るんですよ。ということは、イマイチ響いている感じはしなかった。ちょっと何と言われたか分からないけど、カチンとくることをまた言われて、
「学校を卒業後は、誰が体調管理をしてくれるの?自分が自分の体調を管理するしかないですよね。だから今、寒いと感じたら上着を着る、ということ、自分の身体を感じて、対応する、それをさせないと。子供を自立させることが学校の役割じゃないんですか?子供から考える力を奪わないでください!」と言ったら、議論が終了した。
久々に先生と議論した。論破した感じ、後味は悪い。
「防寒着は教室では脱ぐことになっています。」 と言われたことをハスちゃんに言ったら、防寒着は寒い時に着るもので、外で着るものじゃないじゃんね。先生言葉を分かってない、と言っていた。
ちなみに、カメちゃんの担任のこの議論をした次の日、ハスちゃんのクラスメイトが、教室内で防寒着を着ていて脱ぎなさいと注意されたらしく。その子は、寒いから着ていたい、と言ったけど、許されなかったって。その先生は比較的やさしくて、思いやりのある人だと思っていたけど、あの人でもこれか、と憂鬱になった。
寒いから、上着を着るんだよ。子供にはその権利がある。