昭和よりも退化している

昨日はハスちゃんの中学の夏休み課題の内容に深く嘆息したことを書いたけど、今日は私の母校の話。昨夜、妹家族と夕食を楽しんだんだけど、甥っ子が通う我が母校の話を聞いてまた驚いた。

夏休みの始まりが、通常よりも1週間遅く、もう8月21日から新学期が始まるらしい。ええぇえええええええ?何で?と聞いたら、勉強させたい、成績を上げたいんじゃないか、と言う。何でも、親が煩いらしい。子供の成績が悪いのを学校のせいにしてクレーム言うみたい。

昔は、成績が悪い生徒を集めて夏休みに補講?補習?したりしていたと思う。けれども、義理の弟が言うには、補講に来いと声かけても生徒が来ないから、それなら全員始業式を早めて午前中授業する、ということになっているみたい。嘘みたいな話。ちょっと私はついていけない。

それだったら、できる生徒、補講が必要ない生徒はとばっちりを受けているってこと、長期休暇だからこそできることがあるのに、迷惑じゃない?と言ったら、うん、と頷いていた。溜息だ。脱力するくらい、ひどい状態。

補講をしますと親に伝え、呼んでも来ない生徒に関しては、もういいんじゃないかな。親子が、勉強しない、と決めて、そういう人生を選択したんだから。そこを何とかするために、夏休みを2週間近く短縮するなんて。。。多様性がどうのこうの言うけど、学校の勉強が嫌いで必要ないと思う家庭もいるんだから。あまりにも学校や先生の負担が大きくて、しかもできる生徒、への悪影響も酷そうで、またまたがっかり。

私の母校は、私が通っていた昭和よりも悪い状態だなぁ、と感じたのでした。

学校の課題

長期休暇中は、家から車で2時間の距離にある私の実家、ハスちゃんカメちゃんの祖父母宅に滞在する。祖父母宅では、ハスちゃん個人の部屋は無いから、午前中は寝起きする部屋でハスちゃんは学校の課題、私はpcで仕事をしている。

いつもはハスちゃんがどんな課題をしているのか、なんて、見れないのだけど、今日同じ部屋にいるから漢字の書き取りをしているのが見えて、同じ漢字を何度も書き、おまけにその漢字の読み仮名もすべての漢字に付けているのを見て、嘆息した。

それ、読み仮名も全部書かないといけないの?と聞くと、うん、読み仮名を書かないと、この課題への評価がBになる。どんなにきれいに漢字を書いてもB。でも読み仮名を全部に書いたらA。どんなに雑に漢字を書いてもA。と言う。そうか、この先生にとって、読み仮名を書くか書かないかが最重要ポイント、なのか、と言いながら、そんなバカなことってある?と私は言った。

この読み仮名を書くの、もはやどんな漢字の読みかどうかなんて全く考えないで書いてるからねー、とハスちゃん。そうね、もう、指か腕の筋力トレーニングね、それか、世の中の不合理さを学ぶ機会ということだね、と笑った。

もう令和なのに、小学1年生からタブレットやらchromeブックやらを配布する時代に突入したというのに、未だこんな課題を出す先生。。。先生達が時代についていけていないとしか考えられない。はぁ。

10万人以上を指導した中学受験塾SAPIXだから知っている頭のいい子が家でやっていること、をオーディブルで聞いている。 自ら学び続ける子に育てるメソッドについて書かれている本とのことだったけど、イマイチ響かない。書いてあることは全部納得するし、それはそうだね、と同意できるんだけど、じゃあ、どうやったらそれを実行できる状態でいられるか、が抜け落ちている。その状態が得られないから、みんな苦しんでいると思うのだけど。

私は幸運にもハスちゃんカメちゃんが未就学児の時にどんぐり倶楽部に出会えた。どんぐりのおかげで、すんなりと、ううん、試行錯誤しながら、いろんなハードルに阻まれながら、でもそれを超えて、子供が自ら学ぶ力を育てることができたと思っている。でもどんぐり倶楽部を知らない人からしたら、この本を読んでもなんだか雲の上の話みたいな感覚にならないかな、と思った。

一番楽しんでいるで賞

カメちゃんはある団体が主宰するキャンプへ参加した。7日間のキャンプ。今まで1泊キャンプはあったけど、こんな長期のは初めて。でも、カメちゃんからは不安のかけらも感じない、とにかく楽しみにしていた。

参加者の集合場所で、バスに乗り込むのを待つ時間、後ろに座っていた参加者の男の子とずっとお話していた。もうすでに打ち解けている様子。うん、カメちゃんは大丈夫、と確認した。

先週末、私が仲良くしている自然遊び仲間と一緒に川遊びへ。カメちゃん以外は参加者が低学年の子ばかりで、ちょっと不満そうだったけど、構わず参加。川に着いたら早速、知らない男の子とすぐに仲良くなって、一緒に遊んでいた。おひるごはんのお弁当も、さっき会った〇〇君と待ち合わせしているから、と座らずに急いで食べていたカメちゃん。

せっかく仲良くなった男の子が、14時くらいには帰ってしまって、さてそのあとどうするか。低学年のお友達を少し遊んでいたと思ったら、しばらく様子が見えず。探しに行ったら、高校生のお兄さんたちのグループと、必死で魚を手づかみしようとしていた。高校生のグループにも入っていくなんて、すごいなぁ。

とにかく、楽しそうに遊んでいる人に近づいて行って、仲良くなる才能があるカメちゃん。きっとこのキャンプでも参加者一楽しんでいたで賞を受賞できるでしょう。もしそんな賞があれば。

雨をたのしむ

カメちゃんのリコーダーが、曲らしくなった。練習初日は、やめてくれー、うるさいーと言いたくなる酷さだった。今は、曲、になった。1日数分の練習しかしないけど、少しでも続ける事って、大切だね。

夏休み、6時に起きて液タブで絵を描いていたハスちゃん。この2日は7時に私にたたき起こされる日常に戻った。起きて寝るまで、午後は食事とお風呂の時間以外、ずーっと描いていたから、飽きたんだろうか。まぁ、いい。好きなように、過ごす夏休みで。

私も、夕食後の散歩が日課になった。もう、お風呂に入るように、歩きに行く境地に達した。継続は力なり。続けていると、それをやることに強い意志が必要なくなる。当たり前の行動になる。いいことだ。

私は縛られることが好きではない、自分の思うように色々やりたい人間だ。周りの人がほぼ〇〇していても、私はやらない、ということができる人間だ。こんな私でさえ、色々な固定観念に縛られて生きているんだなぁと、思う。

奄美では、かなり個性的な、私の人生に大きな影響を与えてくれる人たちに出会った。その中のお1人は、子供の心を持ち続けているやさしく楽しいSさん。Sさんは、よく、もっと遊びたい、もっと楽しくしたい、と言っていた。子供の様に遊びたい、と。私は、遊ぶのは子供の仕事、子供にとって遊ぶことは本当に大切な事、と思っていたけど、Sさんは、大人にとっての遊びの大切さ、を教えてくれた。Sさんは子供を思いっきり楽しませてくるし、何よりSさんが一番楽しんでいて、そんなSさんに刺激をうけて子供達もさらに楽しむ、みたいな人だった。

今も、ここ広島で素敵な出会いの数々、楽しく暮らしているけど、Sさんみたいな人って、なかなかいないなぁ。私、もっと遊ばないとなぁ、と、今奄美に停滞している迷走台風の影響で久しぶりの雨、の夏休みに思ったのでした。

本当に何週間ぶり?の雨だった。カメちゃんを社会科見学ツアーの集合場所に連れて行く為に家を出たら、小学校低学年らしき男の子が雨の中、傘もささず、歩いていた。私は、大丈夫かなこの子、親は何してるんだろう、と怪訝な表情で見ていた。カメちゃんは、「あの子雨を楽しんでるね」と言った。そうか、この酷暑の中久々の雨、あの子は雨に濡れて楽しんでるのかもしれない、そうじゃないかもしれないけど、そう考えた方が楽しい。

子供のような純粋な思考が、楽しい。

夏休み2023

8月1日から夏休みが始まった。1週間。ようやく、夏休みのリズムが板についてきた。

学校に送り出した後は自分一人の時間だったのが、夏休みはハスちゃんカメちゃんが家にいる。それだけのことで、かなりペースを乱されて、あたふたした夏休み初日。

食事で使った皿は洗ってくれるし、それぞれが使う部屋は整え、箒で履いてくれるし、洗濯は干してくれるし、そういえばいつもよりも、家事は早く済む。それなのに、なんだかあたふたしている自分に気づいた。ハスちゃんカメちゃんがいると、家事が楽だ、と思い、2日目からは少しあたふた度が下がった。

午前中は学習の時間。ハスちゃんは中学校の課題、カメちゃんはどんぐり問題のお宝問題にチャレンジ!カメちゃんにとって小学校最後の夏休み。大切な時間だ。

午後は完全自由。ハスちゃんはひたすら絵を描いている。クリスマスにプレゼントした液晶タブレット、思ったのと違う、と全然使ってなかったのを、どういう風の吹き回しか、急に使い始めて、朝6時に起きて7時まで描いて、午後からまた描いて、と、ずーっと描いている。いいことだ。長期休暇にしかできないことに没頭してほしい。

カメちゃんは、昼ご飯を食べたら外遊び。この酷暑の中、しかも13時の一番暑い時間に出かけていく。徒歩圏内にはお友達が住んでいないから、自転車で10分~15分の公園でお友達と待ち合わせ。この暑さで外出を禁止する親もいるみたいで、公園で遊ぶのはいつもおきまりのメンバー。こんな暑い中、日よけがほとんどない公園で遊んでいるのはカメちゃんたちくらいらしく、誰も来ない、だって。そりゃそうだ。公園からちょっと自転車で山の方へウリ坊を見に行ったり、色々しているみたい。小学校最後の夏、満喫してほしい。

家事はいつもより楽なはずなのに、アレヤコレヤ気忙しく、毎日気が付いたら夕ご飯の時間でお風呂入って寝る時間。はぁ。しっかりとやりたいこと、やっていこう。

カメちゃん三者懇談

1学期末のカメちゃん三者懇談がありました。カメちゃんの学校は、いわゆる成績表がありません。自分も、そして今まで他の学校では成績表ありきで懇談、だったから、不思議な感じ。けど、いらないな、偶然担任としてカメちゃんをみてくれている人の評価なんて、と感じています。我が家にはあっています。

イエナプラン教育校の三者懇談は、子供が主役、ということで、カメちゃんが1学期の成果、頑張った事、誇れることなどをプレゼンしてくれます。

カメちゃんは、期末試験で理科が100点だったこと、あとはブロックアワーで社会、歴史をノートにまとめている様子を見せてくれました。

小学校入学し、この学校に来るまでは、カメちゃんは”書く”ことが苦手で、長文を書くことは特に嫌がっていました。無理やり書かされる作文には苦労しました。担任の先生にどう話して、どう無理やりやらせないか、を整えるのが私の仕事だと思っていました。とにかく、今、カメちゃんはまだ書く能力が育っていない、書くのは今じゃない、今無理強いしたら、書くことが嫌いになってしまう。嫌いにだけはしたくない、その一心でした。

今、イエナプラン教育校に転入し、 自主的に学ぶスタイルになったことで、カメちゃんの書く能力が開花しました。5年生での転入で、タイミングもよかったのかもしれません。あんなに書くことが苦手と思っていたカメちゃんが、クラスで自主制作する新聞を一番たくさん書いたり、ノートに何ページも自主的に調べものをしてまとめていたり。今回の懇談でも、丁寧に、わかりやすく、歴史について書いていました。その内容はちゃんと見たわけじゃないんだけど、過去のカメちゃんを思い出して、感慨深かった。

キーワードは、自主的に、だと感じています。新聞も、調べもののまとめ、も、ページ数や字数は決まっていない。少しだけしか書かなくてもいい。自主性に任されている。そこが、カメちゃんのやる気に火をつけるポイントかなぁ、と。

懇談中、算数の期末試験の出来をチェックして苦笑した事。初めの分数の計算問題の部分が全滅。「これ、大丈夫?」と聞いた私に、「時間がないから、計算問題は後回しにしたら、時間足りなくて手つかずで終わった」だそうで。時間があったらできたかどうかは分からないけど、テスト返し後、「Gくんにやりかた教えてもらったからもうできるよ」だそうで。Gくんありがとう。

最初の計算問題は全滅だったけど、その後の文章題など、正答率が低い問題は解けていた。先生も、文章題を読み解く力はしっかりありますね、と言ってくださって。週2のどんぐり問題をかかさず取り組んできていて、私には難題だと思う問題を絵を描いてあざやかに解くカメちゃんをの様子を見ているから、学校で出る文章題は簡単だろうな、と思っているから、「長年、年長から、文章題には取り組んでいるので」と答えると、先生も「どんぐり問題ですよね」と。どんぐり問題をしっかり認知してくれている。

全国学力テストも、カメちゃんよくできていて嬉しかった、と先生が仰った。まだ細かい分析結果は返ってきてないけど、どんな結果かみたいな。

そして先生が、インストラクションという授業形式で何かを学ぶ時間、カメちゃんの反応を見て進めることが多い、カメちゃんが楽しそうなら、よし!と思うし、カメちゃんが楽しくなさそうだったら、これはダメだったな、と反省するんです、と仰ってくれて。カメちゃんはとても素直で感情を出すし、発言もするから、分かりやすいんだと思う。カメちゃんがクラスにいることを、先生が喜んでいてくれるのが、嬉しい。

やはり、どんぐり倶楽部、最強だと確信している。

次はインスタ問題?

昨日は、宇宙の計らい?と思うような出来事があった。

田舎の車暮らし、運動不足の解消に、一日30分は歩く、ことにしている。カメちゃんを公園に迎えに行くタイミングで歩いていたけど、最近は暑くて時間を変更。夕食を終えて19時から歩くようになった。

せっかく歩くなら、川や海、自然豊かな場所がいので、我が家から海方向に歩いて海外線を行く。19時を過ぎると流石に歩きやすい。夕陽が沈んだ後のマジックアワーも素晴らしい、あぁ、美しいなぁ、と思いながら歩いていると、海岸沿いに2人の中学生。そのうちの一人が、家の近所に住む、学校を休みがちなKちゃんっぽいなぁと思って。何度かしか見たことないし、少し薄暗くて自信はなかった。

中学生2人の近くを私が通り過ぎるその瞬間、Kちゃんらしき子の携帯が鳴る。(帰宅後ハスちゃんに確認し、それがKちゃんであったこと確定。)Kちゃんは着信に慌てた様子で応答。「Nちゃん!?大変!」と。 (Nちゃんは、ハスちゃんを孤立させたNちゃんであった!!! )LINEでハスちゃんの悪口を言っていたお2人さんであった~

「大変!」というワードに私は耳がダンボ状態に。中学生2人が建物の陰に立っていたから、私は死角に立って少し会話を聞いてみた。

「〇ちゃん、今日三者懇談だったらしくて、ピアスのこと言われたんだって、どうしよう、やばいよー」とKちゃん。Nちゃんの反応は分からないけど、Kちゃん、かなり焦っている。ハスちゃんから、Kちゃんピアス開けてるんだよ、とは聞いていて、へぇ~としか思わなかった。そういうことしたい年頃だよね、でも中学生でピアスはなぁ、とは思ったけど。Kちゃんは「ハスちゃんも開けちゃいなよ~」と言ったらしく、やめてくれーと思った。笑

私がちょっと驚いたのは、ピアス開けて、先生にバレないとでも思ったんだろうか。そこが不思議。三者懇談で何も言われないと思ったの?三者懇談で一緒にピアス開けた友達が先生に注意されて、それ聞いてそんなに慌てふためくの?それくらいのことも予想できないでピアス開けたの?という思いが頭を駆け巡る。

その後のKちゃんとNちゃんの会話が、私には恐ろしかった。Kちゃんは、「〇ちゃんがインスタのストーリーに上げるからこんなことになった」だの、「裏切者は誰だなんて上げてるし」と、まくし立てていた。LINEでハスちゃんの悪口大会したと思ったら、今はインスタのストーリ巡って仲間割れか?と恐ろしくなって。

時間は19時半。いくら夏で日の長い時期とはいえ、もう薄暗い。人影の少ないこんな場所に中学生女子2人で携帯触ってあれこれしてる、なんて、私が親なら嫌だなぁ。ハスちゃん曰く、Kちゃんはお友達と夜出歩いたりしてると聞いているとのこと。ハスちゃんは、ママ、私がその仲間に入るのは嫌でしょう?とLINEいじめが起こる前、そのグループの2人とよく話す様になった頃聞かれて、私はそれは許さない、遊ぶなら休日の昼間でいいじゃない、と答えた。

ハスちゃんはKちゃんのことは好きだし、話してて楽しいけど、Kちゃんが属するグループには入らなかった、入れなかったし、入りたいと思わなかった。ハスちゃんから聞く範囲だけでも、素行が良いグループとは言いづらい。ハスちゃんがKちゃんと同じクラスになり、携帯番号を教えてもらった、と嬉しそうに報告してくれた後、家も近いし、休日遊びに来てくれたらいいなぁ、とか思っていたけど、そうはならなかったから、なんだかな~なんて思ってたけど、色々クリアになった。

偶然なのか、必然なのか、KちゃんがNちゃんとスマホで会話している内容を聞くことになり(焦ってるからか、声大きかった)、グループに所属していない一匹オオカミのハスちゃんを、頼もしく思ったし、そのグループに引きずられて素行が悪くもならなかった事に安心した。

中学生、思春期真っ只中、家庭の事情が関係する生活の乱れがあると、素行の悪さに結び付きやすい。不安、悲しさみたいな感情があると、そんな心の隙に、同じ穴のムジナが集うことになるんだろうなぁ。身が引き締まった。

いろいろクリアにした日

今日はすがすがしい気分。昨日は、図らずも抱えていた問題や気になることを次々とクリアにした日となった。

朝、ハスちゃんの自転車のパンクに気づく。急遽ハスちゃんも車で送迎する。

放置しようか、どうしようか、考え続けた問題、我が家の屋根裏にハチが巣を作っているらしい問題を何とかすることにした。屋根裏だから放置して冬、ハチが死んだ頃、来年は作られない様通気口に編みを施工してもらったらいいか、と思っていた。けれども、2階の窓を網戸にしていたらものすごく小さな隙間からハチが入ってくる。窓を閉め切れば入ってこないけど、クーラーではなく扇風機で暑さをしのぐ我が家は、窓を閉め切ることは難しい。

ハスちゃんも、カメちゃんも、虫には耐性があり、果敢に部屋に入ってくるハチをハエたたきで退治していた。2階で過ごすことが多いハスちゃんは1日平均3匹は倒していたらしい。怖がらない2人に対し、私はハチに対する恐怖感が強く、1人ぶるぶる震えていた。私はハチを殺すこともできない。カメちゃんが家にいる時はカメちゃんを呼び対応してもらい、カメちゃんがいない時は、窓を開け、ひたすら外に出てくれるのを待つ。。。

そんなに怖いなら、撤去してもらったら?とハスちゃんに言われる始末。でも、屋根裏の巣の撤去、いくらかかるんだか。。。と金額面の怖さが先に立っていた。しかし、一昨日の晩、また部屋に入ってきていたハチを見た時「やはりちゃんと対応しよう」と思い立った。

来てくれた業者さんは、屋根裏で、あしながバチであれば放置でいいと思いますよ、と言っていたんだけど、カメちゃんがしとめたハチの死骸を見て、「これ、スズメバチですね。黄色スズメバチとコガタスズメバチだと思う」と仰り、放置する選択肢は消えた。

5万円という金額はやはり少し怯んだけど、ここで5万円をケチって、ハスちゃんカメちゃんがハチに刺されてしまったら、と考えたら、5万円惜しくない、やってください、と思えた。

防護スーツを着て、屋根裏に入ってくれるお兄さんを見ると、手を合わせて拝みたくなるくらい。有難かった。しかも、生きている巣は2つあった。そして昔の巣も2つ。全部撤去して、屋根裏にもう入れない様に通気口に網を張って頂いた。

お兄さんが作業中、3日間日干ししていた梅干しを保存瓶に移し、梅酢を入れた。心が落ち着かないからか、梅干しを2つ落としてしまった。。。でも大切な梅干し作りも完了。ほっ。

お金はかかったけど、ずっと重く心配事として私の頭を支配していたことが片付き、とても嬉しい。安心した。

ハスちゃんが歯が痛い、と言っていたので歯医者にも連れて行き、これもクリア。ほっとした。

歯医者から帰宅後、ハスちゃんのパンク自転車の修理にも着手。パンク自転車を押して40分、ホームセンターへ。何とかクローズまでに修理が出来た。暑くて大変だったけどいい運動になった。帰宅したらハスちゃんが作ってくれた野菜炒めを食べられる、と空腹でふらふらになりながら帰宅。

帰宅した私に「ママ、ごめんね」とカメちゃん。「お米炊き方間違えて。水を先にメモリまで入れて、米を入れて失敗した」

疲れて、空腹の私は発狂した。「バカー!!!!」

でも、本当に空腹な時って、べちゃべちゃごはんでもおいしいのね。カメちゃんも、もう炊き方わかった、次は失敗しない、と成長した。笑

昨日は本当に色んな心配事をどんどんクリアして、しかし体の疲労度は半端なく、日常的に飲むのはやめているビールを1本飲んで一人で打ち上げした。それくらい、何かを成し遂げた感のある一日だった。ビール一杯で満足、となる自分にも「いいねぇ」と思った。

女子グループ

この週末感じたこと。

私、思春期女子の仲良しグループが苦手だ。あるイベントで、中1女子の4人グループが目について、本当に個人的に、見るたびに嫌な気分になってしまって。

自分が思春期の頃、もちろん仲いい女子はいて、少人数で行動するならこの子達と、もう少し人数増やすなら、あの子達とあの子達も一緒に、みたいなのはあった。けど、私は基本的に男子と話してる方が楽しいと感じることが多かったし、ずーっと女子グループで固まっているより、臨機応変に男子とコミュニケーションとりながら、男子がいない場所では女子と、みたいな感じにしていた。

週末あるイベントで、気になった女子4人グループがいて。女子グループあるある、なんだろうけど、ずーっと4人一緒、ギュっと距離が近く、4人だけの世界。他の子を寄せ付けない雰囲気があり、私は近づきたくないなと感じた。4人で、ひそひそ誰かを見ながら話していたり、4人だけで楽しそうに大笑いしていたり、急にスマホで撮影し始めたり、かなり内輪で盛り上がっている。そして常に4人というフォーメーションを崩さない。鉄壁のディフェンス、というかバリアがある。

私、嫌だな、と思う対象を観察してしまう癖があり、嫌なのにその子達を見ていて気が付いた。あぁ、ハスちゃんは私に似ているんだなぁ、と。女子のグループに入れない、入りたくない、と言うハスちゃん。グループに所属しないで、適当に色んなグループの子と話したらいいじゃない、と思っていたけど、近寄りづらい、近寄りたくない雰囲気なんだわ、女子グループって、と気づいて。すごく理解できた。

何なんだろうね、あの思春期の女子グループの排他的な感じは。あ、大人もあるのかな、グループ。私はゆるやかなつながりが好きだし、定期的に会うのも、一緒にいて本当に気持ちがいい人だけにしているから、快適だけど。大人にも、あるんだよね、嫌々付き合ってる人たち。

ハスちゃん、早く大人になりたいね。

道は開ける

昨日は憂鬱とした日を過ごした。

朝、ハスちゃんが、気分わるいと訴える。やっぱり学校に行きたくないみたいだ。ハスちゃんに意地悪してくる子達には会っておらず、保健室で過ごしているけど、やはり学校に行くということがイヤなんだろう。

今の状況下で、楽しい学校生活は望めない。そこは私やハスちゃんの力ではコントロールできない部分。でも、その状況下で、楽しくない状況下で、どう過ごすか。やることないから、勉強を頑張る、もしくは、とことん好きな事、興味があることを突き詰める時間にしたらいい、と話した。

何年生きるかわからないけど、大人になった時、中学時代を思い返し、最悪だったな、と思うだろう、でも、最悪だったけど、でもあの時代があるから、今のハスちゃんがある、と思えるような日々を送ってほしい。あの時、自分と向き合った事、勉強ちょっとがんばったこと、好きな絵をたくさん描いたこと、そんな時間を過ごせてよかった、みたいなことを思ってほしい。

本当に、どこの学校へ行っても、ハスちゃんはいじめだの、授業が楽しくないだの、大変なことが多い。自分の特性、性格が引き起こしていることでもある。それを思うと、はぁ、とため息の出る一日だった、昨日は。

ハスちゃんとも話した、「とにかく、1日、1日を、大切に、やるべきことを粛々と行い、過ごしてゆこう。」それしか、できることはない。