仲間外れ

カメちゃんのクラスに、近所の公立小学校でいじめられていた過去をもつ子、Rくんがいる。カメちゃんが言うには、記憶力がよくて、よく人を観察している子だという。コミュニケーション能力はあまり高くなさそうで、研究者とか学者タイプだな、と私は感じている。雰囲気はちょっとボーっとしていて、朴訥とした感じ。発達の凸凹が激しいタイプなのかな。日常生活をうまく送るのは不得意そうだ。

そのRくんに対する周りの子の態度が良くない、とカメちゃんが言い出した。暴言を吐くのは日常茶飯事で、その暴言内容を聞くと、Rくんをバカにしていて、下に見ているのが明らか。Rくんがサッカーやドッチボールに入れて!と言って来ても、みんな入れない、入れたくない、と言うんだそう。

入れない側の言い分としては、Rくんはルールを守らない、邪魔ばかりする、だそう。どんな理由があれど、一緒に遊びたいという子を仲間に入れないのは、仲間外れだから入れてあげて欲しいとカメちゃんに伝えた。カメちゃん一人が入れてあげようと言っても、多勢に無勢で、なかなか入れてあげることができない時もある様だ。そんな時にリーダーシップを発揮して欲しい。

昨日も、サッカーしてたらRくんが入れて!と言ってきて、Rくんが近づいてきた瞬間、サッカーしていた仲間の空気が悪くなったのをカメちゃんは感じたらしい。カメちゃんは、Rくんにあっちのチームに入ってね、と言ってサッカーを続けた。そしたら入ったばかりのRくんが運よく好プレーをして、そのチームの仲間が喜んでいたそうで。よかった。

ちょっと変わった子、みんなと違ったところが目立つ子と、どう付き合うか。その子に対する暴言や仲間外れをどうしたらなくすことが出来るのか。先生の力を頼ることなく、良い方向に流れを変えてくれたらいいな、と願っている。

カメショップ 出店

近隣で行われた子供が出店できるイベントで、カメちゃんが千本引きで出店。ハスちゃんも一緒にやる予定だったけど、期末試験発表中で、課題をしたいというのでハスちゃんは不参加。

千本引きとは、景品がついている 紐をひっぱり、何が当たるかなぁ、を楽しむゲーム?。ワクワク楽しいけど、商品を準備するお金がかかるのが難点。当日、6000円ほど売り上げたけど、経費が4000円弱かかっているので、 儲けは1900円。カメちゃんは2か月分のお小遣いだ!と大喜び。準備したお菓子類もかなり残っているし、家にあった不要物を景品として出せたし、ま、よかったね。

このようなイベントに参加していつも思うのは、高学年男子はほぼいない、小学校低学年ばっかり。高学年にもなると、こんなイベントに参加したいと思わなくなるのかな。我が家はゲームやテレビなどのメディア使用規制があるからか、カメちゃんは喜んで参加している。

お店が一段落すると、やはり子供達は自由に遊び始める。カメちゃんも準備や後片付けはほぼやらず、遊ぶ遊ぶ。店番しながらも鬼ごっこ。お客さんが来たら、周りのお店の人がカメちゃんを読んでくれるというシステム。笑 みなさんありがとう。

小学校低学年の子達と鬼ごっこをしたり、チャンバラごっこをしたり。6年生のカメちゃんはもちろんリーダー。2年生の男の子のお母さんに、一緒に遊んでもらってありがとうございます、とお礼を言われたから、もう6年生なんですけど、小さい子とあんなに楽しそうに遊べるの、すごいですよね、と言ったら、2年生の子が「え!?4年生かと思ってた」と言った。

2年生の子曰く、自分と遊んでくれる年長者は、4年生までで、5、6年生とは普段遊ばないから、6年生だと思わなかった、だそう。確かに兄弟でもない限り、5、6年生は低学年と遊ぶの見かけないね。カメちゃんも、5、6年生と遊ぶのが好きだけど、低学年とも遊べる。そこがカメちゃんのいいところだね。

カメちゃん陸上記録会に出る

陸上記録会への出場希望を募る手紙が届いた時、親子共々、楽しそうとは感じなかったので、出場申し込みはしなかった。他の誰も申し込みをしなかった様で、記録会の係の先生が「僕は係の仕事をしていて、自分の学校の生徒の参加がゼロだと、悲しいです」と、参観日の懇談会で仰った。その先生は親子共々に大人気の先生だったし、確かにそれは気の毒だ、と思い、カメちゃんは記録会に出ていい成績を狙うほどではないけど、運動自体は得意で好きだから、数人の保護者とじゃぁ、出ることにしようか、と子供の意向は無視して出ることになった。

カメちゃんは、走り幅跳びと、リレーに出た。特にいい記録が出たとかはないのだけれど、あの立派な陸上競技場で走る姿はかなりかっこよかった。カメちゃんだけではなく、走るのがどんなに遅くても、あの競技場で走っていること自体がもう、かっこよかった。言い過ぎかもしれないけど、世界陸上を見ているくらいの感動だった。笑

自分の番を待つ間、終わって他の子が終わるのを待つ時間、とにかく待ち時間が長い。けれども、周りには市内から集まった同学年の男子がわんさかいる。カメちゃんはずっと色んな子と笑顔で話していて楽しそうだった。記録会が終わってから第一声は、「たくさん6年生の友達ができたよ、名前は覚えてないけど、顔は覚えてる!」とそれが楽しかったみたい。そうだね、そういう所で楽しむのもいいね。

市内のいろんな所に、顔見知りの友達がいる、いつかまた会えるかな、会えたらいいな、と思うと、ワクワクするね。

複雑だけど、うれしい。

ハスちゃんが放課後、公園でお友達と楽しそうにおしゃべりしているのを見て、嬉しかった。やっと、少し、お友達と楽しい時間を過ごす、ということが出来てきたのかな。18時過ぎに帰宅したハスちゃんに、あれは誰?と聞いたら、Mちゃんというからびっくり。

Mちゃんは、ハスちゃんがたくさん話したいな、話してて楽しいなと思うクラスメイトだけれども、そのMちゃんが一番仲良くしている子が、嫉妬して?ハスちゃんがMちゃんと話していたら、Mちゃんを連れ去るということが起き、ハスちゃんはMちゃんに「もう私から話しかけるのはやめるね、でも嫌いになったわけじゃないから」と伝えた。何とも切ない話。

そんなMちゃんと仲良さそうにしてたけど、あれ?Mちゃんと一番仲がいいあの子は大丈夫なの?と聞いたら、その子は最近学校に来ていないのだと言う。その子が欠席すると、ハスちゃんはMちゃんと楽しくお話できるのだそう。とても複雑な心境になるけど。。。

まさか、Mちゃんとまた楽しく話せる日がくるなんてね。Mちゃんと一番仲がいい意地悪さんは、何か家庭のトラブルがありそうで、それはかわいそうだと思うのだけど、ハスちゃんとしては、嫌なことがあったけど、そこで腐らず、粛々と過ごしていたら、またMちゃんと楽しく話せるようになった、ということで。

もし、意地悪さんがまた学校に来るようになったら、Mちゃんはハスちゃんと話さないのかな?と聞いてみたら、そうだろうね、意地悪さんがいるときは話さないだろうね、とさらっと言う。

色々経験して、人は強くなってゆくんだね。

子どもの才能を守る

群馬のどんぐり教室のさとちゃんが、 清川輝基先生 の公演の感想を書いたブログを読んで、思った。

子どもの身体がむしばまれている、子どもに異変が起きている、何十年も前から。そりゃそうだ。ファミコンの登場から今では学校でタブレット端末を使う時代になっている。そりゃ、子どもたちは変わるよね。

カメちゃんが無双状態だ。ちょっと凄すぎて、周りの子に嫌がられるのではないか、と思うくらい。直接見ているというよりは、本人が語る俺凄い!という話を聞いていて感じるていることなのでまぁ、話八分くらいで聞いてちょうどいいくらいかもだけれども。

先日参加したキャンプイベントでも、ハスちゃんと他2名と組んで出たモルック大会で優勝していた。周りの参加者から、カメちゃん凄い!と言われるくらいの大活躍だったそう。ハスちゃんも、めずらしくカメちゃんを「モルックの申し子」とほめていた。笑

昼休みにクラスの希望者で一緒に遊ぶ日、ドッチボールをしていたらしいのだけど、委員会の仕事があってスタートする時間には間に合わず遅れて参加。負けていたチームにカメちゃんは入って、逆転勝利を収めたらしい。負けたことないって。

学習面でも、他の子が先生の意図を汲めずに間違えていた問題で、カメちゃんとGくんだけがちゃんと解けた、とか。まぁ、いいことしか報告しないんだろうけど、生き生きと学習しているようだ。苦手としていた文章を書くことが、苦手じゃなくなっている模様。待つだけでよかったのね。必死でたくさん書かせようとしていた3年生の担任の先生に、無理やりやらせないで、嫌いにさせたくないから、とお願いしてよかった。

塾に通うクラスメイトも多いなか、カメちゃんは毎日毎日放課後暗くなるまで外遊び。家ではメディア制限をしながら、どんぐり問題週2回のみ。宿題はやったことなし!ただ、それだけ、それだけなんだけど、このご時世、とっても珍しい環境で育った子なんだと思う。

カメちゃんが無双状態であるのを見ていて思うのは、彼が持って生まれた才能を潰さず、守れたんじゃないかな、ということ。ただ沢山外で遊んで、遊んで、大切だと思う学習を少しして。それだけ。

カメちゃん無双のトラブル

勉強(漢字以外)でも運動でも大活躍している様子をドヤ顔で語ってくるカメちゃんを日々見ていて、親としては誇らしくもあるけれど、こんな感じだと周りの子達に疎まれるのでは?と懸念もしていた。1学期末の懇談で担任の先生に聞いた時は、そんなこと全然ないですよ、そんな心配ありません!と言っていただいたのだけど、やはり、トラブル発生。。。

カメちゃんが仲間と遊んでいる時など、かなりその場を仕切っていて、えらそうに仲間に指示したり、命令口調で言葉を発することが気になっていた。私が直接聞いた時は、その都度注意していた。けれども親の見えないところで遊ぶことがほとんど。いくら注意してもカメちゃんが変わることはないんだろう。

同じ学校の2人の 4年生 の男の子とイベントで顔を合わせた時、カメちゃんにいつもいじめられてます、と言われた。1人の子は私と顔を合わせたらいつもカメちゃんがこんなこと言った、あんなこと言った、いじわるしてくる、と訴えてくる子。カメちゃんにはその都度確認しているけど、その子自体も色々するみたいで、自分の行動は棚に上げて、人を批判するタイプの子だな、と感じていたから、彼の発言は半分スルーして聞いていた。けれども、別の子も同じ発言をした。いじめられている、の中身は詳しく聞いていないけど、恐らく命令されたり、乱暴な口調で何かを言われたり、たまに暴力的なことをされたり、ということだと思う。

いつも批判的な子以外の子も、あなたにいじめられている、と言っていたよ、とカメちゃんに話し、複数の子がそう言うという事は、他にもそう思っている子はたくさんいるはず。自分の言動、行動に気を付けること。真の強者は、弱者を助ける、やさしくする人だよ、と話した。

昨日書いた、私に暴言を吐いてきた子も、カメちゃんに頻繁に命令されてパシリみたいに使われることにストレスを感じていたらしい。その子の母親から相談された。そのストレスが溜まりに溜まっての爆発だったのかもしれないなぁ。暴言には本当にびっくりしたし、どんな理由があれど、あんな暴言吐くもんじゃないと思うけど、その原因を作ったのはカメちゃんかもしれない。

暴言を吐いた子も、カメちゃんもそれぞれの立場で、価値観でお互いの嫌なところが目について今、それがマックス溜まりにたまっている状態。本当に子供であっても、別の個性なんだな、と心中穏やかではない数日間だけれども、 多様性ってこういうことか、と学んでいる。

一つ言えるのは、放課後、子供達だけで自由に遊ぶ毎日を過ごしていて、だからこそ色々な問題が起こるのだけど、その問題こそがカメちゃんや仲間を成長させるんだな、と。こんな風に自由に遊んでいなかったら、こんな問題を体験せずに大人になるんだな、と。そして大人になってから色々と問題に直面するんだな、と。

大人になって直面する問題に比べると、小学生の問題は、シンプル。大人よりも小学生は柔軟で、トラブルがあってもひょいっと乗り越える。すぐ仲直りもできる。

自由に遊ぶことの意義を、このモヤモヤ、苦しい数日間で、やはり感じている。

暴言

人を嫌だと思う気持ち、とても嫌な思いをした出来事を思い出してネガティブな感情をまとうことは、とてもエネルギーを使う。有限であろうエネルギーは、ネガティブな方向には使いたくないなぁ、と思っている。

つい先日、本当にびっくり、ショックな出来事があって。小学生の子に、暴言を吐かれた。小学生や中学生がお友達やクラスメイトに、暴言を吐くのを聞くだけで、とっても嫌な気持ちになるけれど、自分に対して吐かれるというのは、かなりの衝撃だった。

子供が、自分の親に対して暴言を吐くのはよくある。親は何を言っても自分のことを許すし、愛してくれる、という本能があるからかな。我が家では、私が言葉に関してかなり厳しいから、私の前であからさまに暴言を吐くことは無いけれど。

でも、乱暴な子であっても、相当興奮するような状況でないかぎり自分の親以外に暴言は吐かない。そうした時にどういうトラブルに見舞われるかが本能的にわかるからだろうか。

私に対して吐かれた暴言、その言葉自体が持つ響きや、その言葉が発せられた時の大きくて強い語調、1度じゃなくて2度繰り返されたこと、など、直接的なショックも大きい。けれども、何よりも私が何日もその嫌な気持ちをまとい続けてるのは、知らない子ではないその子の状態を想像してのモヤモヤである気がする。

とても礼儀正しく、道徳的で、真っ当に生きているご両親に育てられているその子。真っ当すぎる、正しすぎることが、ちょっと息苦しく感じることがあるのかな、と思うくらいちゃんとしている親。そこがとてもひっかかる。子供にとっては息苦しいかもな。

親の前では決して吐かない暴言。それを、知り合いのおばさんに向かって吐く。そこが解せない。全くの他人に対して吐くのではなく、自分の親とつながっているおばさんに対して吐くこと。だって、このおばさん、親に暴言吐かれたことを伝えるかもしれないのに。そこまでの想像ができない、それだけかもしれないし、何も考えず反射的に発してしまったのかもしれない。

けれども、その子が私に対して吐いた暴言を聞いていたカメちゃんは、「あんな言葉を使うのって、聞いてて恥ずかしい」と言った。私もそう思うんだよ。で、そんな暴言を吐いたらどんなに自分の価値を下げてしまうのか、が想像できてないことが、ちょっと怖いし、悲しいし、切ない。

あんな暴言、2秒くらいのうちに起こった事実が、こんなにも大きな存在となっていること。本当に言葉、は重要、大切。どんなに心の中で罵詈雑言を吐こうが、口に出す言葉には気を付けた方がいい。言葉は本当に人の価値を下げるから。たとえ子供であっても。それを深く体感しているこの数日間。

天才大魔王

「俺、天才大魔王って呼ばれてる」とカメちゃんが言った。凄いネーミングだ。

カメちゃんが朝食の席で、ブロックアワーの学ぶべき項目が火曜日にしてかなり進んでいて、自分がクラスで一番早い、と自慢げに話している。それを聞いたハスちゃん、いつもの反応だけど、「中学校に入ったら勉強難しくなって痛い目みるよ」みたいな発言をする。

ハスちゃんにとっては、カメちゃんは2つ下の弟。色んな意味でかなり強いハスちゃんにとっては、しもべだったカメちゃん。最近はカメちゃんの能力がハスちゃんを上回ることが出てきて、親としては感慨深いのだけど、絶対王者であった姉としては面白くないのだろう。カメちゃんの自慢話はスパッと切るハスちゃんです。

算数で、わからなかった項目を、同級生のGくんに教えてもらって分かるようになって、単元テストは満点だった!と。カメちゃんにはイエナプランの学びのスタイルがとても合っていると感じる。同級生と学び、教え合い、本当に力になっていると思う。学びが早いだけでなく、しっかりクオリティーもあるみたいで、感心感心。よっ!天才大魔王!

今担任の先生は一人で三学年をみているのだから、自分の課題が終わったら、つまづいているお友達に教えてあげたりしたら先生が助かるんじゃない?と言ったら、「俺がインストラクションやろうかな」みたいな事を言っていた。自分がわかる、のと、人にわかりやすく説明する、のとでは違うからね。そこ、を感じてくれたらいいし、カメちゃんが先生をサポートできたら、それはそれは嬉しい。

メロン!

カメちゃんが朝、テーブルに座って「メロン!メロン!」と言っている。ちょっと「?」とその発言を聞いていて思い出した。そうだ、今朝は朝ごはんのフルーツでメロンを出すんだ!よかった思い出して。

「カメちゃん、今日の朝メロン食べるよ」と言って気が付いた。カメちゃんは、テーブルの上に追熟の為にずっと置いてあったメロンが無くなっていることに気づいたんだ。冷蔵庫で冷やしている。よく見てるなぁ、と感心。

「カメちゃん、メロンなくなってるの気づいたんだ」と言うと、「観察力あるから」と言った。

確かに、観察力はある。しかも大好きなメロンのことだから、なおさらよく見ている。なんだか、観察力があるキャラ、だとカメちゃんが思い込んでいることに、しめしめ、となった。

偉人がどう育てられたか、という本を読んだ時に、吃音で、うまく話せなかった息子に対し、お前は頭の回転が速すぎて言葉がついていかないだけだよ、と話した母親の話に関心して。それで、朝の支度が遅いカメちゃん、ぼーっとストーブの火をみつめているカメちゃんに対し、早く着替えなさい!と言いたいのを我慢して、カメちゃんは観察力があるねぇ、と言ったあの日。笑

もともと観察力はあったのかもしれないけど、その力が自分にはあると思い込むことでかどうかわからないけど、今年カメちゃんは我が家の庭でハチの巣を3つ発見した。俺の観察力はすごい!と豪語するカメちゃん。

これは面白い。なんでもいい方に解釈して、そう思い込ませることで、とってもいい感じに自分をコントロールできそう。

インディアン色

5年ほど乗ってきたタントちゃん、11万キロ走り、車検が迫ってきたので、車を買い替えた。乗ってきた車には愛着がわく。ありがとう、ありがとう、いろんなところに連れて行ってくれてありがとう、楽しかったね、と、お別れをした。

新しい車はハスラーくん。ちゃん、じゃなくて、くん、な感じ。朱色で色がとっても好き。ハスちゃん、という名前にしようか、と思ったけど、それは、うちの長女と被るなぁ、と思っていた。そんな時、朝カメちゃんを車で送る時に、車庫に近づいたところでカメちゃんが「インディアン色の車」と言った。インディアン色?と問い返したけど、カメちゃんの答えを待たず、本当、インディアン色!と思った。

インディアン色、イメージは、はっきりとしたパキっとした色で、かっこよくもあり深みのある感じ。カメちゃんがどういう思いでそう言ったかはわからないけど、その瞬間、この新しい車を”インディアン”と命名した。うん、なかなかいい。

カメちゃんは、こういう狙っていないところで素敵なセンスを発揮する。狙っていない時に。