植松努さんのブログーよかれと思って

実久ブルー

植松努さんを知ったのは ”思うは招く”という講演動画。

思うは招く

これ聞いて、うんうん、そうそう、とかなり共感して、
それ以来、植松さんのブログ記事を読んでいます。

植松さんは、私が日頃感じている義務教育に対する違和感を、
とても分かりやすく文章で説明してくれるんです。
そうそう、そうだよね、だからなのか。。。と。

私は、小学校で感じる違和感は、子どもの担任の先生に伝えます。
子どもの為の場所である小学校を、子どもにとって居心地がいい場所にしたいから。

先生に伝えるためには、違和感を感じる理由をしっかりと理解しないといけません。
植松さんのブログには、色々と助けられています。

昨日読んだブログも、よかった。

一部引用させて頂きます。

やさしくて、素直な子達が、大人の「よかれと思って」の否定や禁止に苦しんでいます。

子ども達が必要としているのは「情報」なのに、それを与えないで、

憶測の評論のみを伝える大人の、なんて多いことか。

植松努のブログ

そうなんです。これこれ。

学校の先生って、こんな人が9割だと思っていい。
(あと、親も。)

まず、”よかれと思って”が厄介。
子どものためになると思ってやってるから。

実久ブルー
実久ブルーと呼ばれる美しい海

私は学校の”よかれと思って”には騙されない、振り回されない。
それは、とってもパワーがいること。
学校の方針に素直に従わない親は、モンスターペアレンツだと思われかねないし。
できるだけモンスターだと思われない様、学校や先生にも共感してから、意見を言うようにしている。

私は”子ども本位”の精神で、子どもを守る、その信念は曲げられない。

僕らは奇跡でできている

奄美の綺麗な海

高橋一生さんが好きだから、という理由で見ているドラマ、
“僕らは奇跡でできている”
が思いのほかいい。

高橋さん主演だったから見たけれど、これは見てよかった。
毎回、ボロボロ涙。

第7話は、親からも、多分学校でもダメな子とレッテルを貼られている子どもに対し、
高橋さんが「僕は〇〇くんの良いところ、100個言えますよ」と言う。

私が一番〇〇のことを知っていますと豪語する母親は、
え?うちの子にそんなに良いところ無いですよ、という反応。
あるある、母親、とくに日本人の親って、そうだよね。

高橋さんは、歯科医師の女性に対しても、「〇〇さんの良いところ、100子言えます」と、

会ったら”こんにちは”と言ってくれます
歩くのが速いです
よく食べます
箸を上手に使えます

と良いところを羅列する高橋さんに、歯科医師の女性は
「それ、誰でもできる事なんじゃないですか?」と突っ込む。
そして、そんな彼女に対して
「誰でもできることだったら、できてもすごくないんですか?」
と言い返す。

そうなんだよね、そうなんです。

自分の長所や良いところを教えて下さい、と聞かれたら、
他の誰かには無いところ、他の誰かよりも優れていて、自信があること、を言わなければいけないと思い込んでいる節がある。

人と比較して、考えるから。
だから、自分には”良いところ”が無いと思っている人がたくさんいる。
これは残念なこと。

そして、親は、自分の子どもの良いところが見えにくいという性質を持っているね。
身近すぎて、大切過ぎて、愛しすぎて、ということもある。

私はどんぐり倶楽部に出会えたことで、
他の子と比べない、わが子のありのままを受け入れて認める、という考え方で子そだてをしていて、
それがとても楽しい。

でも、いつもそれができるわけじゃなくて、
良いところは褒めずに、目につく粗に対してお小言を言う日々が続く日もある。
でも、あ!これじゃだめだ!と気づける状態であることに、感謝したい。

人と比較しない。
それだけで、人生が変わると思う。

大好き!ふやよみ

ふやよみライブ

“ふやよみ”という、奄美大島在住の夫婦(かおるさん、さとみさん)の音楽ユニットの話。

カメちゃんが夫のかおるさんが大好きで、大好きで、
妻のさとみさんが、”かお”と呼んでいるのを真似して、かお!かお!と呼び、
会ったら、カルガモの子のようにずーっと”かお”の後ろをくっついて離れない。

かおるさんは、優しくて思いやりもあり、芸術家なのにコミュニケーション能力も高く、ユーモアセンスもばっちりで、
とにかくとっても素敵な男性なので、カメちゃんは人を見る目があるなと、ひそかに喜んでいる。

そんな素敵夫婦が近所でライブをするというので、見に行きました。

カメちゃんはいつでもどこでも、カメちゃんであり、
この場所だからこんな風にしよう、とか、しらない人が一杯いるから様子を伺ってみよう、
ということを一切しない、超自然体人間である。

ふやよみのお2人がライブ直前、手作り感あふれる、気になる楽器の数々を準備していると。。。。
あれ何だろう?と、大人も子供も気になる、触りないなと思うよね。
けれども、触らない。
カメちゃんは、とりあえず片っ端から触って、音を出してました。

ふやよみのお2人が初対面であったら、「触らないで」と止めたと思うんだけど、
お2人の人柄を知っていて、お2人の子供に対する接し方も知っているから、止めませんでした。

ぜーんぶの楽器を触りまくるカメちゃんを、やさしい笑顔で見つめながら
「すごいね、カメちゃんはぜんぶさわりたいんだねー」とつぶやいてくれたかおるさんが、仏に見えました。

ふやよみライブ
好奇心爆発!

ライブが始まると、カメちゃんは感じたこと思ったことを大きな声で言うんです。
超自然体でツッコミを入れてる感じ。
“赤い花が笑ってる♪”という歌詞に、
“怖っ!!!”とかね。

親としては、ドキドキしてたんだけれども、
次第に周りの子どもたちもカメちゃんに感化されていき、
笑顔で思い思いに声を出してツッコミ始めて、
なんだか安心しました。

カメちゃんは、すごいパワーを持っている。
いつもそう感じます。

“普通”の子ではなくて、学校では優等生にはなれないタイプだけれども、
ありのままのカメちゃん、そのままでいいと思います。
自信をもってこう思えるのは、どんぐり倶楽部のおかげです。