カメちゃんの奄美自然遺産講話感想文

学校で、奄美が自然遺産に登録されたことを受けて、どなたかが講話にいらっしゃったようで。講話を聞きながら、メモを取らされたみたい。小学生に話聞きながらメモ取らせたらあかんのんちゃう?と思う。話を聞くことに集中させた方がいいよねぇ。

そのメモを参考にしながら、講話の先生への感想を書く課題が出た様で、いつも日記はスルーしているカメちゃんも、書いていた。

その感想の中に、「ママが自然が好きなので、メモしたことを教えてあげたいです」って書いてあって、面白かった。正しい、私は自然が好き、暇さえあれば、外で遊べって言うし、海やら山やら川やら滝やら、キャンプやら、とにかく自然の中で遊ばせたい。だからこういう感想になったんだろうけど、でも私から言わせてもらうと、一番楽しんでるの、カメちゃんだから。どこへ行っても、遊びの天才っぷりを発揮して全身全霊で楽しんでいる。その様子を見るのが幸せ。

でも、カメちゃんからしたら、ママが自然好き、という感覚なんだなぁ、と面白かった。自然の価値、良さがわかるのは、大人になってからだよね。

ハスちゃんとランタナ

草ラボで学んだフラワーエッセンスの作り方。めちゃくちゃ簡単だったので、庭に咲いているランタナのエッセンスを作った。

先生が見せてくれた奄美のフラワーエッセンスの中に、ランタナがあって、効能の説明を見てハスちゃんにどうかな、と感じて。

・楽観的になり気持ちが楽になります。
・毎日を楽しく過ごせるようになります。
・意欲がアップして新しいことへのチャレンジができるようになります。
・家族、職場、友人関係など、人間関係が改善され、絆が強くなります。
・周りが理解を示してくれるようになり、サポートを受けやすくなります。
・忙しくてもエネルギーが湧いてきて元気に過ごせます。

作ったランタナのエッセンスを、ハスちゃんには伝えないでお茶に入れて飲ませてみた。

2日目に、「日記書くの、楽しい」と言った。びっくりした。日記は学校でのお約束の宿題で、1年生でひらがなを習った後、大体毎日書かせ続けられる。うちは私の方針で、日記は子どもが自主的に書きたいと願う日以外は書かせないできた。自主的に書いた日記はない。6年生の夏休みが終わり、2学期からハスちゃんは、日記を書き始めた。11月に中学受験を考えていて、適正検査で自分の考えを書く必要があるから、その練習だと思って、私が毎日日記を書くことを提案した。

ハスちゃんは、拒否はしないけど、仕方なしに書き始めた。どっちかというと、面倒くさい作業であるし、書く事は楽しくなさそうだった。

そんなハスちゃんが「日記書くの、楽しい」と言ったから、驚いた。ランタナのエッセンスを飲んですぐだったから、なんだか関係がある気がする。しかも、日記の内容が、急に大人が書いたような難しい言葉を使って書いていてびっくり。学校でPCで検索したことを書いたみたいだけど、かなり意欲的。

つい最近やっと赴任した先生、若い、大学卒業してすぐの新任の方なんだけど、ハスちゃんの日記を読んでくすっと笑ったり、昨日の日記を読んだときは大きな声で笑ったみたい。知恵の輪の話題で、できないから無理やり力任せに外したら壊れて、二度と使えなくなった。何事も無理に強制すると良い結果は生まれない、というような内容だった。いつも子どもの意見を聞かないで指示強制してくる先生、学校への暗喩でもあるのだ。笑

楽しそうに日記を書いているハスちゃんを見て、「僕も書く」とカメちゃんが4年生になって2回目の日記を書いた。自ら書きたいと思って書く日記は、毎日嫌々書く日記の何倍も価値があると、私は思う。

カメちゃんの欲しいもの

今月末、カメちゃんは誕生日。私が準備しているのは、カメちゃんが大好きなサバイバルシリーズとどっちが強いの本。ブックオフで安く買って、10冊!

祖父母に、誕生日には何か欲しいものがある?と聞かれて、うーん、特にないなぁ、と言うカメちゃん。私が、じゃあ図書カードにしたら?と言ったら、目を輝かせて「うん、そうする、図書カードだったら本屋さんで好きな本買えるもんね!」と言う。

近所で仲良くしている私のお友達に、もうすぐ誕生日だと話したカメちゃん。お祝いしてあげるよ、何か欲しいものある?と聞かれて、「うーん、特にないなぁ。物はいいや、今日BBQで食べた玉ねぎがおいしかったから、また食べたい」と答えた。その友人はとても厚い特注の鉄板を炭火で温めて焼くから、格別おいしかったんだろうね。

ハスちゃんもカメちゃんも、フルーツが大好きで、朝食には必ず何かフルーツを食べる。最近は梨がお気に入りで、もっと食べたい、もっと食べたいと言う。カメちゃんに、「誕生日には梨をまるごと1個食べさせて」とお願いされている。「梨まるごと」食べるコトを楽しみにしているカメちゃん。

健全だ、と嬉しくなる。

フラワーエッセンス

週1回開催している身の回りに存在する奄美の自然で遊ぶ”草ラボ”で、フラワーエッセンスWSをした。奄美在住の知人が、まずフラワーエッセンスとは、という話をしてくれて、作り方を教わりながら実際にハイビスカスの花で作成。

私にとってフラワーエッセンスって初対面で、何それ?!という印象でした。それでもハスちゃんカメちゃんが生まれてすぐの頃はホメオパシーもやっていたし、フラワーエッセンスもホメオパシーみたいなもの、ということで、ぼんやりなんとなく、へぇーよさそう、という感想を抱いた。

世界的にはバッチレメディー、バッチさんという人が開発した商品が有名だけれども、この日の先生は、奄美の花や植物でエッセンスを作っている。今そこら中で咲いている花が、ハイビスカスということで、参加者のほとんどがハイビスカスのエッセンスを作った。そこに存在するものを、自分の手で摘み取り、何かを作る、ということが楽しいし、好き、この時点で、フラワーエッセンス、ポジティブなイメージしかなくなった。

先生が作って販売している、奄美のフラワーエッセンスの中で1種類、ハイビスカスのエッセンスに足してカスタマイズしたらどうかな?という案が先生から出された。それぞれの植物、花に、効能の違いがあって、ハイビスカスは女性性を高めるという効能。参加者が先生が持ってきてくれた花や植物のカード、イラストのカードと、写真のカードが2種類あって、その2種類からランダムに2枚をそれぞれ引いた。それで出てきたものが、必要なエッセンスということになる。

私が引いたカードは、2枚ともハイビスカスだった。うそー!と叫んでしまった。笑

ハイビスカスのエッセンスを作り、そこに足すエッセンスもハイビスカス!ってね。なんだか損した気分。他のエッセンスも入れたかった。。。でも、今ならわかる。私に必要だったのは、ハイビスカスだったんだなぁ。

ハイビスカスのフラワーエッセンスを1日4回ほど飲んでいる。飲むと、身体があたたかく、やわらくなるような感覚があって、文字にすると”寛容”な気分になる気がする。あれこれ気になることに対して、まぁ、いいかぁ、というような気になる。これ、私に必要だったなぁ。

ハスちゃんは12歳。小さな頃からだけど、同性で、性格も似ているところがあり、衝突することが多かった。とっても大切で、命をかけても守る存在なんだけれども、手放しにかわいいなぁ、と思うことは少なかった。とても仲良い大学時代の友人が、たまにfacebookで娘さんとのエピソードを書いてて、かわいい、かわいいと表現している。それが、なんだか自分にはない感覚で、うらやましいと思っていた。そして今、私にその感覚が宿った!ハスちゃん、かわいいなぁ、と1日に何回か思っている。もう、すごい変化で、驚く。

ハイビスカスのエッセンスを飲むと、父性が強かった私が、母性を強めて、なんだか太陽のように、大きく寛容な気持ちになれている。あぁ、よかった。

戦国の世の統一と武士による政治の安定

ハスちゃん、社会の時間にタイトルの内容のプリントをしたようで、たまたま内容を見て驚愕。

親藩、譜代、外様の大名がそれぞれどのような場所に配置されているかを地図資料を見て答える問題で、まんなかより少し上くらい、とかまんなかと上の方、とか、下の方にかなりある、と回答。ま、そうだけど。。。となんだか脱力。

なぜ幕府はこのように大名を配置したのか理由を問われ、「それは、徳川家康にしかわかりません」だって。だーかーらー、そうだけどー、家康さんの気持ちになって、しっかり考えなよ!と珍しく叱ってしまいました。

google翻訳

仕事で日本語のテキストを英訳している。今までは、単語のスペルや使い方をウェブ辞書で調べて翻訳することが多かったけど、今回google翻訳を使ってみた。そしてその能力の高さにびっくり!何年前だろう、4,5年前はまだちぐはぐな、そのままコピペして使えるような英訳は出てこなかった印象なんだけど、今はもう、googleが訳してくれた文をそのまま使える精度。たまーに、単語のチョイスなどに疑問を感じて調べて、書き直す、くらいでいい。今更ながら、IT業界の進歩を感じています。

AIに仕事を取られる、仕事が少なくなる、と言われる近い将来。ユニクロの無人レジを見た時と、そしてこのgoogle翻訳の精度でその未来を実感している。

それなのに学校は私が小学生だった頃と同じ教育を続けている。答えとやり方を教えて、それを覚えさせて、テストで確認して評価。。。子どもの意見は聞かずに、先生の言う通りに動かす。そんな教育で、この時代を生き抜く人材は育たないねぇ、全部AIに負けちゃうじゃん、と感じた今日。

私とハスちゃんカメちゃんにはどんぐりがある。どんぐり倶楽部に出会ってよかった。どんぐり問題に取り組んでいたら、AIに負けない力、ついていると確信しているよ。

キミが勉強する理由

学校の勉強楽しくない、なんで勉強するの?とハスちゃんに何度聞かれたことか。今ではちゃんと答えられる。「人生を楽しむためよ」

どんぐり倶楽部の糸山先生も、人生を楽しむために、勉強すると明言されている。同意しながらも、腑に落ちていなかったのか、いまいちハスちゃんにうまく話す事ができていなかった。

奄美で出会った尊敬してやまない方、カメちゃんに「今、お勉強楽しくないかもしれないけど、お勉強でつける知識は、あなたの武器になるからね」と話してくださって。カメちゃんは、うん、うん、とわかってるんだかわかってないんだか、頷いていた。

夏休みにハスちゃんとSDGsの研究をして、この世には今日食べるものもない貧困に苦しむ人、貧しくて働くしかなない子供、しかも働いても働いても貧しさから抜け出せない状況があると知った。その人たちを助けるために働く人たちがいる。弱い立場の人達をサポートする、強い立場の人がいる。弁護士とか、議員さんとか。勉強して知識をつけることで、弱い立場の人を救える人になれるんだ、と知った。そこから、勉強する意味が深く理解できたと思う。

今、カメちゃんに藤原和博さんの君が勉強する理由を読んでいる。我が家で遊びの天才と呼ばれているカメちゃんに、元祖遊びの遊びの王者である藤原さんの本を読む。いつも私が「遊びなさい、子どもにとって遊ぶことが一番大事よ」と言っている事、あまりにも周りの大人と違うことを言うけど、私以外の大人、しかも社会的に認められている有名な方も同じ事を主張している、ということを知ってほしかった。

遊びなさい!という藤原さんの言葉を、もともと大きな目を、もっと見開いて聞いていたカメちゃん。遊びで得られる能力に、集中力、があるというところを読んだ。

「保育園の時、あさひくんとあと1時間遊べるってなって、石を投げてたら、3分くらいで1時間がたった時がある。あれが集中してたってことかな」とカメちゃん。あぁ、幸せね。

運動会

都会ではコロナ渦で運動会中止という学校もあるようですが、奄美大島では運動会ありました。

運動得意なのに、運動そんなに好きじゃない、というハスちゃんですが、運動会への意気込みが毎年凄くて笑ってしまいます。

運動会の練習が始まって以来、今日は玉入れ、今日は綱引き、今日はかけっこ、今日はリレーして、勝っただの負けただの、夕食の時間は決まって運動会の練習の話。負けた日は、どうしたら勝てるか、玉入れは体力あるうちに下の低い籠に目いっぱい入れて、後半疲れたら、上の高い籠を狙ってみる、とかね。リレーの順番の駆け引きとかね。あっちの組がそうなら、こっちはこうする!とかね。まぁ運動会で勝つために良く作戦を練っていました。カメちゃんも同じ紅組だから、2人で盛り上がるもりあがる。

毎年、運動会前に勝利祈願、勝利宣言?勝利への思いみたいなものを紙に書いてリビングに貼ってるんだけど、今年は書かなかったなーと思ったら、運動会が終わった日にハスちゃんが寝ている部屋に行ったら、貼ってありました。

運動会、紅組完全勝利、勝算有り、など、力強い張り紙がありました。この誓い通り、紅組はリレー以外のすべての競技で勝利し、優勝しました!勝利への執念があるからかな?ハスちゃんがめっちゃ目立ってた!超少人数で子供みんなの顔よく見えるんだけど、ハスちゃんしか見えなかった!親バカか!

ハスちゃんに、「勝ちたいという気持ちが強いからか、めちゃめちゃ目立っててかっこよかったよ」と言ったら、「え?そんなに勝ちたいと思ってなかったけど」って答えたハスちゃん。いやいや、勝ちたくない人がこんな気合入った勝利を願う紙書かないでしょう!!!

逞しくなったハスちゃん

ハスちゃんは、筋金入りの学校嫌い。強制指示の世界で、自分の考えを述べること、創意工夫を求められない世界。意見を言うと、先生の言う通りにしなさいと言われる世界。そんな世界が大嫌いなハスちゃんです。

1学期までは、我慢できない嫌なことがあると、翌日は遅刻かお休みをしてガス抜きをするのが定番の流れでした。一昨日、昼休みにやっていない宿題の漢字の書き取りを強制的にやらされた件、本当に嫌そうに報告してくれて、あぁ、明日は学校行けないなぁ、まぁ、休めばいいよ、なんて思っていた。

もちろん、朝の目覚めは最悪っぽかった。でも、「学校には行かなくてもいいから、ちゃんと起きて身支度しよう」と声を掛けたら起きてきた。朝ごはんを食べながら、「学校どうしようかなー」なんて言っていた。行きたくないのは百も承知で以下のような話をした。

確かに我が家は宿題やりません、家庭学習は任せてくださいと言っているのに、勝手に無理やりハスちゃんに漢字の書き取りをさせた先生には腹が立つ。けれども、そこはママがしっかり考えを伝えて、もう二度とそんなことされないようにする。先生がハスちゃんにしたこと、嫌だったと思う。でも、先生はハスちゃんの学力向上を願ってやった。ハスちゃんに意地悪をしたかったわけではない、ママの考えとは違うけど、子どものことを思ってやったことなんだよね。何度も漢字を書いたら覚えられると信じてるんだから。悪意はない。でもね、将来大人になって社会に出たら、ハスちゃんのことを陥れよう、意地悪しよう、お金をだまし取ってやろう、という本当の悪人があなたに酷いことをしてくることがある。それに比べたら、先生は勘違いして嫌なコトをしてきたけど、全然大したことないよ。社会にでたらたくさん酷い事あるからね、と。

そしたら、ふんふん、神妙な顔で聞いていて、朝食を食べた後、自然と学校へ行く準備をしていました。

小学生最後の夏休み、人生の宝となる自由研究がしたくて、SDGsについて取り組みました。オンライン講座に参加したり、新聞記事を読んだり、色々した中で、この世界には貧困でその日食べるものが保証されていない子どもがいること、労働を強いられ、労働しても十分な賃金が与えられず、貧困から抜け出せたない人がいること、私もハスちゃんも、この世で起きている現実問題を知ることができました。そんな経験も、ハスちゃんを逞しくしたのかもしれません。

宿題調整について

学校が子どもの家庭学習定着が急務であり、改善が必要だと考え、学校から出される単純作業となる宿題をお断りしている我が家のハスちゃんにも、昼休みに漢字の書き取りをさせた件。

またいらんことをしてくれて。。。というのが正直な感想だったけど、このタイミングまで新任の校長先生、臨時担任である教頭先生に丁寧に私の考えを伝えてこなかったのも、私の怠慢。

昨日、宿題をお断りする理由を説明し、我が家で行う家庭学習を提示してきました。結果、なんなく今まで通りいわゆるお粗末3点セットの宿題は回避できることになりました。拍子抜けするほど簡単でした。

今まで、何度か担任の先生に宿題に関してのお願いの手紙を書いてきましたが、結構理解してくれるというか、理解してないにしてもお任せいただけてきたので、使ったことはなかったのですが、今回の手紙には教育基本法 第十条を明記しました。

教育基本法

(家庭教育)

 第十条  父母その他の保護者は、子の教育について第一義的責任を有するものであって、生活のために必要な習慣を身に付けさせるとともに、自立心を育成し、心身の調和のとれた発達を図るよう努めるものとする。

 2  国及び地方公共団体は、家庭教育の自主性を尊重しつつ、保護者に対する学習の機会及び情報の提供その他の家庭教育を支援するために必要な施策を講ずるよう努めなければならない。

公立学校は家庭教育の自主性を尊重すると、法律に定められていることを提示したうえで、子どもが家庭学習の習慣をつけていないことは、学校ではなく家庭の問題、宿題含め、学力養成の全責任は保護者にあると書きました。そして、以下のようにお願いしました。

私は、我が家の子どもの学力を、学校任せにはしません。家庭で行うべき学習内容は個人で異なるはずですので、私は我が子に必要な家庭学習内容を考え行います。全責任は保護者である私が負います。我が家の家庭教育方針の自主性を尊重して頂く事をお願い致します。

どんぐり倶楽部の良質の算数文章問題に取り組んでいるクロッキー帖も提出し、それを見た先生の反応を楽しみにしていましたが、おそらくこのどんぐり問題のすごさや、この問題にとりくんでいるハスちゃんカメちゃんの賢さなんかには気付かなかった様です。さらっとクロッキー帖を返却されました。残念!笑

今回も、我が家の平和は守られた!イェイ!!!