スクールカウンセラーは学校の味方です

ハスちゃんが通う学校のいじめ対応、悪い見本、というか学校としては”定番”と思える対応をしていらっしゃいます。

昨日はスクールカウンセラーと私、ハスちゃんの3名で面談。先週は、大人の世界の損得抜きでハスちゃんに対峙してくれたと感謝したわけですが、昨日の面談では印象がガラりと変わった。学校側から私をなだめる様、依頼があったんでしょう。話し始めてすぐ「丸く収めようとしてきてるな」と感じた。

スクールカウンセラーの発言の殆どが私からしたらビックリするような内容で。

「この件ハスちゃんにも落ち度があり、いじめとは呼ばない」でました。いじめられる側にも原因があるという論法。2,3回はこれ言われたけど、その都度丁寧に否定させて頂きました。いじめは犯罪。いじめた方が100%悪い。

「ここの地域性が〇〇〇」「田舎だから〇〇〇」でました。地域性に責任転嫁。田舎だからって、私たち奄美のド田舎から来て、ここを田舎と思ってないし。この地域の方と田舎住民に対して失礼な発言。

「先生達は小学時代から加害者を見てきていてね、穏便に済ませたいのよ~」とも仰り。唖然とする発言。長い期間みてきている生徒を大切に、4月に転入してきた生徒はおざなりに。なの?そもそも、悪口、無視、暴言が理由で心に傷を負い、登校できなくなっている生徒がいる状況が穏便ではないのだ。

スクールカウンセラーはあくまでも学校側の人間です。ハスちゃんを大切に思ってくれているとはおよそ感じられない会話が続いたのでした。

途中、スクールカウンセラーがハスちゃんに「お母さんが一緒でもあまり話さないね、大人しい子なのかな?」と言った。私は「とっても良く話す子ですよ。学校以外では。学校が安心できる場所ではないから話さないだけですよ」と返した。

いじめられたのはあなたにも原因がある的な発言をハスちゃんにしながら、ハスちゃんがあなたに対して心のうちを話すとでも思ったの?この人本当にカウンセラー?となんだか不思議に思った。

1時間は面談続いたかな。終わってから車に戻ってからのハスちゃんのコメントが秀逸だった。
「カウンセラーの先生、何度もママの地雷踏んだねーあーあー、と思ってたよ。笑、あと、何度かママに藍染されるんですね~と全然関係ない話題したよね。あれ、ママを落ち着かせるためのテクニック使ってきたね」

一番冷静なのが、ハスちゃんなのでした。

イエナプラン教育校万歳!

カメちゃんが通うイエナプラン教育校、素晴らしいところです。
いろんな先生、保護者が関わる組織なので、そりゃぁ色々あるけれど、
本当に素晴らしい学校だと思える。

ブロックアワーで終わらない課題がストレスとなり、学校行きたくないとなった時も、先生は自分の理想を横に置いて、カメちゃんの状態を理解し、対応してくれた。おかげで今は自分で目覚ましをセットして早起きして、早く学校に行きたいと言っている。

昨日は、クラスの全員に向かって、ブロックアワーのプリントは、全部やらなくてもいい。できるもの、やりたいものをやればいい、と先生が話したんだよ、とカメちゃんが話してくれた。全部の課題をどう終わらすか、に焦点が当たっていたのが、変わった。たくさんやりたい子、できる子はやったらしいし、やらなくてもいい、になった。よかった。

となりの高学年クラスでは先生が昨日
「ここは考える学校なのに、そうなってなかった」と全員に謝ったそう。これ聞いて涙が出るほど感動した。

子供に謝れる大人がいる学校って、素敵。失敗してもいい、トライアンドエラーで良い方に進んでいけばいいよね。

イエナプラン教育校、素晴らしいところです。

いじめ対応できない学校

いじめ加害者は何事もなかったように生活を続け、
いじめ被害者は心が傷つき、家から出られない、世間の目を避けるように生活をする。

いじめが学校で起こった場合、冷静に判断すれば、どちらを排除すべきかは明らか。だけれども、その冷静な判断が行われない場所が学校なんだと思う。
とても気持ち悪い組織だと感じている。

ハスちゃんも、学校に登校できない状態は続いている。行きたくないよね、そりゃ。加害者の保護者へ連絡もしていないなんて、信頼できる大人が学校にはいない。ハスちゃんは正常な感覚を持っているから、学校が苦手。それでいい。

こんな状況だけれども、やるべきことはシンプルだから、なんだかエネルギーが湧いてくる。当たり前の対応を学校に対し求めていく。いじめが起きた後の適切な対応を、常識的な感覚で伝え続ける。

ハスちゃんは被害者、コソコソびくびくする必要はない。堂々としていること。人をいじめて傷つけ、恥ずかしくて家からでてこないべきなのは加害者。

友人から、市内他の中学でいじめにあい、もちろん不登校になり、家族全体で落ち込み、当初は相談してくれていたけど、相談もなくなっている家族がいると聞いた。 学校の対応が間違っているのが理由だと分かる。本気で変えないといけない。

いじめ対応、当たり前のことがおざなり

学校のいじめ対策は、当たり前のことをスピード感を持って行うことをしない、ということを知った。想像はしていたけど、身をもって体感している。

ハスちゃんのいじめ問題、私から学校へ報告、要望書と録音データ提出と、先生が加害者2名に話を聞いたのが4月末。

5月13日(金)、担任の先生に”加害者の保護者への連絡”はされましたよね?と聞いたら、していない、と言う。本日、16日(月)、担任の先生に会う機会があったから、”加害者の保護者への連絡”はされましたか?と聞いたら、これから学校としてどのように対応していくか、話し合ってゆきますとのこと。

ハスちゃんのこと気にかけくれ、こちらのケアは親身になってやってくれている感じはする。担任の先生はとてもいい人だと感じている。時間が経つにつれ、ハスちゃんも落ち着き、家では笑顔で過ごしていて、私も安堵している。

でも、何かとっても違和感を感じていた。とってもモヤモヤして、体が重くて無気力な感じ。2時間昼寝して起きたら、気付いた。

被害者であるハスちゃんは学校に登校できない状況になり、加害者は今まで通り、登校し、学び、部活をしているのか。
とーっても不思議な状態、あってはいけない状態だけど、これがいじめ問題の現実。

“学校はこちら側、ハスちゃんのケア、母である私への連絡は頻繁にしてくれているけど、加害者側はどうなってるの?”これが私の中にモヤモヤしていた感情だったんだと思う。

担任の先生に、学校としての今後の具体的な対応を教えてください。ネット上にいじめ防止計画を上げるだけじゃ何も解決できませんよね、と依頼。その上で、加害者保護者への連絡。ここ、言わなくてもやってくれると思っていたけど、言わないとやらないみたいです。

未成年者が犯罪を犯した場合、それが発覚したらすぐ保護者に連絡が、基本だと思っていましたが。学校という組織は、一般的な基本が通じない場所のようです。まさかここまで鈍いとは。。。

当たり前のことを伝え続けることが、大切ですね。

カメちゃん再始動

我が家にはゲーム機はないし、テレビ視聴も週2時間まで。読書さえも時間制限がある(禁止ではなく理由を話して納得してもらっている)。もちろん家にはお友達はいない。そんな状況でも、学校に行くより家にいることを選ぶ、なんて、よほど学校が何か間違っているとしか思えない。

いろんな子どもがたくさん集まっている場所、子どもは仲間がいた方が楽しい、考えただけでワクワクするのが学校であるはずなのに、家にいたい、と言う。学校にいる大人が何か間違っているとしか思えない。

カメちゃんの担任の先生と電話で話し、もちろんカメちゃんが学校を休むという状況を作ったことを謝罪してくれたし、私の意見も汲んで頂いたうえで今後のことをカメちゃんと話して進めたいと言ってくれたのだけど。「ブロックアワーで自主的に学ぶ中で達成感を味わってほしい」と仰ったのが引っかかって。今カメちゃんに必要なのは達成感じゃなくて、安心感、心の安定ですよ、と話した。

学習するためには、まずは生命維持の為の睡眠と食、排泄が大切で、それが担保できたら、心の安定が大切で、心が安定してから、初めて学びに向かえる、という。カメちゃんは学校では心の安定がぐらついている状態なのに、先生はまだ学びの達成感などと話をしてくる。その理想はすばらしいけど、子供の状況次第では子供を苦しめるのが大人の理想だなぁ、と感じた。

我が家が苦手なタイプの先生が見えてきた。子供の状態、現状を理解しないで、自分の理想を押し付けてくるタイプ。

カメちゃん、昨夜は学校行きたくないなぁと言っていたけど、一晩寝て、行くわ、と登校した。お友達がたくさんいる場所が楽しくないなんておかしいもんね。大人が変わらないといけないよね。

スクールカウンセラー

学校からハスちゃん本人の話が聞きたいと言われ、一昨日学校へ行った。親としては嫌な思い出について聞かれることが不安で、とてもいい先生なんだけど、電話で話していて、わかってないなぁ、と個人的に感じた所もあり、スクールカウンセラーの同席をお願いした。

ハスちゃんを送って学校に行くとき、校舎を見て胸がぎゅっとなった。私がそうなるのだから、ハスちゃん大丈夫かな、と心配になった。みんなあなたの味方だから、正直に思ってることそのまんま話しておいで、と伝えて、娘はポーカーフェイスで、校舎に入っていった。強いなぁと思う。

話が終わったと連絡があってハスちゃんを迎えに行ったら、スクールカウンセラーの方に、「最低限の思いは話してくれましたが、あまり話せなかったかな。来週もう1度、先生抜きでお母さんも一緒に話を聞きたい。」と言われた。この話し合いをしたら、じゃあどのように娘を学校に復帰させるか、こちらからの要望を出して、学校から具体策を頂いて、、とか前のめりだった私は、来週。。。1週間も待つのか、と思ってしまった。

スクールカウンセラーの方に、「ハスちゃんはもう少しお休みしたほうがいい、そしてゆっくり今後のこと考えてみたらいい」と仰られて、はっとする。傷ついた娘をなんでそんな急いで学校に戻そうとしているんだ、私?と自分の愚かさに気づく。自分がいいと思う方向に誘導しようとしていて、ダメだなぁと思う。

おそらく、先生も早く解決したいという気持ちが強いはず。ハスちゃんの気持ちは置いてけぼりだった。スクールカウンセラーの方だけが、ハスちゃんの今の状態、気持ちをそのまんま、ありのままを大人の世界の損得勘定なしで見てくれてた気がする。スクールカウンセラーの存在意義を失礼ながら初めて感じた。

ハスちゃんの担任の先生も、主任の先生も信頼できるいい方。スクールカウンセラーもなんだか頼りになる方。こんな状況だけど、なんとかちょっとずつ前進してゆけそうな気配。

当初は加害者との一切の関わりを断ちたく、クラス変えをお願いしたいと思っていたけど、ハスちゃん曰く、他のクラスの担任が嫌。いじめてくる子がいなくてもあの担任は嫌、今の担任がいいと言う。

こんな状況下で、視野が広いなぁ、人を見る目があるなぁ、と、我が娘ながら「天晴れじゃ♪」と法皇様にでもなった気分で心の中で褒めています。

カメちゃんひと休み

踏んだり蹴ったり、とはこういうことだろうか。

今日はカメちゃんが学校を休んだ。
一昨日の「行きたくないなぁ」から、ついにお休み。

学校が楽しみな時とか、早く行きたいと思ってる時は、自分で目覚まし時計をかけて早く起きたり、早く起こしてね、とお願いされたり、7時だよと起こしたら飛び起きたり、奄美ではそんな感じだったけど、ここに来て、イエナプラン教育校に入ってからそんな日は一日もないから、あれれ?とは思っていた。

最近、GW前には「学校そんなに楽しくはないよ」と言っていたけれども、休む日が来るとは。しかも子供の学校行きたくないは結構突然訪れる。溜めて、ためて、タメて、極限まで来て言う感じ。

いくら素敵な理念を掲げても、学校を創り上げるのは人。それを痛感する。
普通の日本の公立小学校に通っていて、突然5年生から転入する難しさもある。

カメちゃんがストレスに思っている事はしっかり学校に伝えた。先生達も新しい学校で奮闘している。理想はある。そこに持っていきたいのは分かる。けれども、子どもが楽しいと感じられなきゃ、意味がない。学校行きたくないとなったら、すべての理念や理想が空虚に感じるわ。

ハスちゃんもカメちゃんも学校お休み中。
我が家はGWが終わってない感じ。
なんだか脱力。

カメちゃんの「学校行きたくないなぁ」

土日気絶するほど遊び倒して満足以上のカメちゃんが「学校行きたくないなぁ」と言った。
えーーーーー!!!!!????
イエナプラン教育校だよ、楽しくないの?行きたくないの?とびっくり仰天。

金曜日の帰宅時、「この学校もそんなに楽しくない、前の学校と同じか、1くらいレベルが上ったくらい」と言った。衝撃だった。あの学校と同じくらいなの?評価ひくい~と失礼ながら驚愕した。

その時は、掃除の時にトイレに行ったらクラスメートに掃除サボってるって言われて、トイレに行っていたと話しても先生にも「言い訳しない」みたいなことを言われて嫌だった話をしてくれた。

我が家ではトイレはいつ何時でも第一優先。トイレにはいつだって行っていいし、誰にもそれを止める権利はないと話している。イエナプラン教育校であっても、そういうところはまだまだ、普通の学校だなぁ、と思う。

日曜日の夜、学校行きたくないって言った時に理由を聞いたら、”ブロックアワー”が嫌だと言う。ブロックアワーというのは、一般の学校では一斉授業という形で学ぶ内容を、一週間分なのかな?先生が課題として生徒に与え、その課題を自分で計画して取り組むという時間。だからみんなが教室で色々な事をしていて、時々先生が何人か集めて説明したり、必要な子にはアドバイスしたり、という感じらしい。

転入当初、カメちゃんは
「すごいよ、この学校自由なんだよ、自由にやるんだよ、前の学校の子が見たらびっくりするよ」と嬉しそうに言っていた。自由って素晴らしい、自由ってことは今までカメちゃんにとって遊ぶってことだったもんね。
そして、少し自由な学習を体験してみて、今は嫌になっている。

何が嫌なのかというと、終わらない課題がどんどん溜まっていて、それが嫌、らしい。わかるぅ~笑どんどん課題が溜まっていって、それが全部宿題になるという恐怖があるらしい。

終わらなかった課題、GW前に家に持ち帰ったから内容を確認したら、やはり計算ドリルやプリントがある。なので、先生にいつもの説明をして、学校で終わらなかった課題についても、家庭学習と同様、やるやらないを家庭に任せてください、計算プリントなどはやらせたくありません、と話した。もちろん理解して頂けた。任せますと言われた。けれども、ブロックアワーの時間の使い方、課題への取り組み方、できるだけ終わらせることが出来るように指導はしますと言われた。

その時点では、はい、それはそうしてくださいと言ったけど、終わらない課題に押しつぶされそうになって、ストレスになっている状況は良くない。
どんなに素敵な理想や理念を掲げても、子どもが学校行きたくない、楽しくない、となったら、何かが違う。

とにかく、カメちゃんが学校楽しい、と言えるように工夫したい。
イエナプラン教育校とはいえ、色々ありますねぇ。

こんな状況でも、一斉授業よりはこのブロックアワースタイルの方が私は好き。自由って本当は楽じゃないという経験ができているのもいいし、保護者がゆったり構えて、先生が生徒と上手に関われたら、学びのスタイルとしてはいいと思う。

いじめに気付くこと

ハスちゃんは、リーダータイプの性格で、みんなを引っ張っていくような子だった。けれども思春期に入り、同世代の子と積極的に関わる感じではなくなってきた。初めて会う同世代の子とは話さない感じの。

そんなタイミングでの転校。

全然友達できない。。。と言うハスちゃんに
「笑顔に気を付けて」とか、
「挨拶してくれる子に、もう一言何か言ってみたら?」とか、
「何か部活動に入ったら仲間ができるんじゃない?」とか、 色々的外れなアドバイスをしていたなぁと思う。

全然友達できない、という言葉の裏に、
暴言、無視、陰口といったいじめに合ってて苦しい気持ちが隠れていたなんて。
やっぱりはっきり話してくれないと気付けないものですね。変な解釈を勝手にしてしまう。

テレビ番組視聴は週2時間、ゲーム無しで生きてきたハスちゃん、
同級生の子たちの会話が全く意味わからないらしい。。。
だよねぇ。ゲーム機持ってないってわかったら、「じゃあいいわ」と会話を打ち切られたこと数回、だって。いじめがなくても、なかなか厳しい状況。

今回、もう学校行きたくないと、いじめの話をしてくれるまで、 1週間ちょっとは耐えていたハスちゃん。よく話してくれた。
でも、「もう学校行きたくない」と言われたとき、ガーンってなって、ハスちゃんがどうしてそのセリフを言ったかということよりも、せっかく新しい学校に来たのに、制服も買ったのに、お勉強どうするんだろう、ということが先に頭をよぎった私。そんな私を見て「もういい!」と自分の部屋へかけこんだハスちゃん。本当に私、全然だめでした。

気を取り直してどうして行きたくないの?と聞いたら泣きながらいじめの話をしてくれて。そんな状況になった時、親に話すなんてとっても子供にとっては嫌だと思うし、親も思ったような反応してくれないだろうし、まずは、苦しい事、悲しい事、嫌なことがあった時に、お母さんならわかってくれる、という関係づくりが大切なんだと思い知りました。

幸いにもどんぐり式子育てをしてきたおかげで、小競り合いはありつつも、
核の部分では信頼しあえてる気がします。

いじめ問題速報ー録音データ

ハスちゃんの身に起こっているいじめ問題の対応中。ゴールデンウィーク前に発覚し、学校、教育委員会へ状況説明と要望書の提出を済ませた。

今、渦中にいるという状況下で感じている事を記しておこうと思う。まずは録音データ必須という話。

録音データ、必須。いじめの内容が悪口、陰口、暴言、の類であれば、録音して証拠を残すのは必須。もう学校行きたくないというハスちゃんに、レコーダーを握らせて登校させて、1時間目だけ録音ができた。終日録音する予定だったけど、1時間目に傷つき、教室にいられる状態ではなくなったけど、泣きながら信頼できる方がいる部屋に逃げ込むハスちゃんの様子も録音できた。

無視されるという行為、被害者としては苦しい状況の証拠とする事が難しく、歯がゆい。録音された暴言や陰湿な発言などは、親としては酷い!と感じるけど、ハスちゃん本人からしたら、録音聞くだけだとあの場であんなに苦しかった事が伝わりづらいね、と言っている。その暴言や悪口の音声+、表情、態度、オーラ、ボディーランゲージも攻撃してくるんだから。そして録音したのはたった1時限だけ。ハスちゃんは1週間以上その状況を耐えてきた。そんなことまで考慮してこの録音データを聞ける先生が何人いるか。。。

でも、それでも、録音は必要。加害者に言ってないやってないと言わせない証拠には十分だし、学校側の対応も違うと思う。この種のいじめ問題は、証拠が残りづらく立証が難しい。学校に被害者が報告しても、まずはそのような状況が本当にあったかどうか、の確認作業からスタート。加害者への聞き取り、など。これは私の推測だけど、加害者はできるだけ自分をかばる証言をするだろうし、学校側としてもできるだけ大したことではない状況にしたいという意識が働くはず。
録音データがあれば、もう悪口、陰口、暴言があった、というところからのスタートができる。なぜそんな発言をしたのか?からの加害者への聞き取りになる。
スタート地点が全く違ってくる。

そして録音データの素晴らしいところは、PTA会長、仲の良い父兄、地域の方、など問題に関心を持ってくれそうな方への情報シェア、状況説明が簡単にできることもいい。親のこの問題に対する意識の高さ、適当な対応はさせないわよ!という圧力にもなる。

ハスちゃんから聞いていた〇〇って言われるのが嫌、とか、〇〇って言われた、という事実が、録音データで確認できたのも大きいし、その発言の前後の感じとか、この加害者2人との授業中の話し合いの雰囲気とか、色々と状況が見えてきたのも録音データのおかげ。もし、悪口、陰口、暴言で苦しんでいる方がいるならば、絶対に録音しましょう。