カメちゃん、1年生をかわいがる

カメちゃんをとても慕ってくれている1年生がいる。学年縦断して組織された運動会チームで同じだった子で、とーってもかわいい子。低学年は1階、高学園は2階だから、運動会後はあまり会ってないのかな?と思ったら、毎朝登校する時に、校庭で会うとのこと。僕が登校したら、抱きついてくるって。何ともかわいいことです。

その1年生の子、3人くらいで、戦いっごっこしてるらしいんだけど、それを見て、「僕も1年生の頃やってたなーってなつかしい」と言うカメちゃん。私から見たらまだまだおサルさん状態のカメちゃんが高見から見下ろした感じの発言することが面白い。

戦いごっこは、何かすごい技を繰り出して、切られて、でも、まだ僕の命は100残ってる!とかやってるって。そして、マイクラごっこ、とかもやってて、葉っぱ5枚と盾を交換だ!とかやってて、かわいい、みたいな発言をする。

私からしたら、カメちゃんもまだそんな領域に生きていると思ってたんだけど、もう過去の自分と重ね合わせて、かわいいなぁと思っている感じで驚いた。

もうカメちゃんはそんなんやらないの?って聞いたら、僕はサッカーやってるから!っだって。笑

小学校っていいなぁ、1年生から6年生までいて、とっても楽しいなぁ、と思った。本当に、大人が本気で子供にとって楽しい場所にしなきゃいけないよ。

番長の泣き所

お風呂に入っていると、 カメちゃんの 脛に青あざができている。今日は、自然の中外遊びを愛する仲間たちで、近所の山歩きをしてきた。明日、リース作りをする材料集め、という名目だった。まぁその山歩きの間、あっちで登り、こっちで下り、すべったりこけたり、隠れたり、飛んだり、おサルさんのように山を駆けずり回ったカメちゃん、どこかで打ったんだね。

「番長の泣き所、打ったよ」と言う。お風呂の中以外で、その脛にあざがある状態を視覚的に捉えていなかったら、何を言ったか理解できなかっただろう。

「弁慶の泣き所ね」と言ったら、「弁慶?何?それ」と言う。昔のつよーい武士、だよ。そんな強い武士でもそこを打ったら泣いちゃうという意味。痛かったねぇ。と話した。

番長、も、強い人、という意味では、弁慶の代わりとしては役割を果たしているな、と今思った。カメちゃんは天才だ。

外遊びを誰よりも楽しみ、帰宅後、週2時間のテレビ視聴の時間が切れ、本を読まない日(火、木、日)などは、家での過ごし方をどうするか、がカメちゃんにとっては大きな問題だった。

デュエマをやったり、ベイブレードをやったり、そして今、折り紙にはまったようだ。今夜「折り紙にはまった!」と叫んでいた。いつも一緒に遊んでいるどんぐらー友達の影響だ。いい影響。山を駆けずり回り、家では折り紙。私の子供時代にもこんなアナログな子、いなかったかも。最高。母は嬉しい。

それぞれの選択

ハスちゃんと同じクラスで、親を知っていて、とってもいい方で、そしてハスちゃんがいじめ問題で登校できなくなった後、再登校する時に同じ班になってサポートしてくれた子、その子がハスちゃんが不登校を選択した後、いじめられて、そして学校に行けなくなった。

その子は学校が好きな子だったから、フリースクールとか、そいういう道ではなく、違う中学校へ転校する道を選んだ。今、転校した学校で楽しく過ごせているみたい。良かった。いじめられた方が不登校になったり、転校したり、しなきゃいけないのはやはり腑に落ちないけど、今の社会はそういう状態。仕方がない。ただ、ただ、その子が今は楽しく過ごせていることがうれしい。

その子が転校した中学校は、我が家から車で10分ほど。近い。ハスちゃんも、転校したらどうだろう、と思ったりして。〇〇ちゃん、転校した学校楽しいって言ってるって、見学に行ってみる?と聞いてみたけど、ハスちゃんは「いい!」っと全く迷う感じがなく言われた。

転校した子は、学校が好きな子。ハスちゃんは、学校自体が好きじゃないからね。転校したからって、よっぽど自主性を重んじてくれる学校じゃないと、楽しくないもんね。それが本人、よーくわかっているんだろう。親である私よりも、学校への見切りがついている感じがする。あのゆるぎない返事、見学に1ミリも興味がない感じはすごい。

私は毎朝カメちゃんを小学校へ送迎する時、中学生が自転車通学している様子をみて、未だに胸がぎゅっとなる。ハスちゃんも行けたらいいのに、学校、楽しいと思えたらいいのに、と。まだ、学校が好きだった自分のものさしで、ハスちゃんの人生を見ていることに毎朝気づく。

でも、毎日楽しく過ごしている。転校するより、実は今の生活の方がいい気もしている。人それぞれの選択があるね。どの選択も正解!だと思おう。

殺し合い

カメちゃんの学校のイベント後、カメちゃんはお友達と校庭で遊んでいた。 17時に迎えに来て、と言われて私は2時間の自由時間。知人宅へ。

知人宅では、小学生男子4人と女子1人が集まって、もちろんゲームしていた。テレビ視聴でさえ1週間に2時間と制限している私の目が厳しすぎるのだろうけど、子供たち、テレビの真ん前、50cmくらいのとこで熱狂している。
我が子が混じっていたら、後ろに下がって、テレビから離れて!と言っただろうけど、よその家にお邪魔して、その家の保護者が何も言ってないのだから、とぐっと我慢した。

私は大人4人でトークを楽しんだのだけど、子供たちの会話が殺伐としていて嫌だった。
だって、殺す!ぶっ殺す!てめぇ!ふざけるな!といいた言葉が飛び交ってる。
ぞわぞわーとする。
校庭でお友達と遊んでいる息子を思い、安堵する。

子供たちの暴言のことも気にならなくなって、大人たちトークが盛り上がってた時、唯一の女の子がこちらに「殺し合いの喧嘩が始まったー」と走って避難してきた。
「殺し合い?!」何事?と私は緊張した。子供たちの様子をのぞいてみると、すごい剣幕で殴り合い蹴り合いの喧嘩。鬼気迫る感じが、ドラマの撮影?と思ってしまった私はのほほーんと平和ボケしてるんだろうなぁ。

私が「え、すごいよ、怖い」と言ったら、避難してきた女の子が「だって殺し合いだもん」って。その発言のが怖かった。そして、もっと怖かったのが、あれは大人が止めた方がいいんじゃない?という発言に対し、「あれ、いつもよ、昨日もあった」という知人の発言。

この家では日常的に殺し合いが行われていて、それが当たり前の風景なのか。。。と、怖いし、色々言いたいのは山々なんだけれども、でも、外野でいようと決めて。

ゲームとかメディアの害っていうのは、説明したら理解されるというものではないというのがもう身にしみてわかってきたから。悲しいのだけれども、仕方がないのだ。

17時ちょっとすぎて校庭に迎えに行ったら、カメちゃんはお友達と元気にサッカーしていた。寒いし薄暗い中、笑顔で走り回ってた。
これこれ、私の心がじわーっと温まった。

私にできることは、自分の子供を守ること。それしかないなぁ、と感じた日。

4年過ごした奄美から、広島に引っ越し初めての冬。意外と寒かった奄美の冬だけれれども、でもでも、やっぱり温かい冬だった。久しぶりの広島の冬、ちょっとびびっている。住んでいるのが古民家だし。。。

11月29日に雨が降り、その後急激に冷えて冬を感じさせる気候となった。雨量が半端ない奄美から比べると、今住んでいる地域は本当に雨が降らない。梅雨だって、全然降らなくて、梅雨の期間中、1日か2日か?くらいしかちゃんと降らなくて心配になったほど。地中海性気候といわれる場所らしく、本当に雨が降らない。

少ない雨がふる日は、大体温かい。本当に暖かくて、カーテンを閉めなくても、ちょっと空気の入れ替えと思って網戸にしていた窓を閉め忘れても全然寒くないほど暖かかった。で、2日前に降った雨が上がった後、急激に冷えてびっくりしている。徐々に寒くなる、じゃなくて本当に急に寒くなった。

10月末に、一旦ちょっと寒くなって、冬支度をした時があった。冬のカーテンを作り、ストーブに灯油を入れ、窓に断熱効果を期待してプレートを張り付けたり。その後、また温かくなって一安心、だったけど、1か月前の準備が今生きている。有難い。

昨日、11月30日、初ストーブ点火、本日初湯たんぽ使用。記念日。?

急にこんなに寒くなると、油断している体にはキツイ。ハスちゃんは、この寒さの中、湯たんぽのみで暖房器具一切ない部屋で色々やっているけど、大丈夫みたい。年を取るごとに、寒さが堪えるという事を身に染みて実感している。

こんなに寒いと、もう、夕食は鍋しかない。我が家のハスちゃんカメちゃんは、鍋はあんまり好きじゃないのだけど、もうそんなんどうでもよくて、本日は朝から決めていたキムチ鍋!そしたら、びっくりするくらい好評で。本当にびっくり。こんな寒いと、毎日鍋でもいいねぇと私が冗談で言うと、カメちゃんが真顔で、いや、2日に一回でしょう、と言う。この発言にはびっくりした。

鍋って、年を重ねるごとに好きになるんだなぁ、と思う。まだカメちゃんは11歳だけど、でも初めて鍋に対して肯定的な発言を聞いたもん。

面白かったのが、卓上コンロで鍋を温めながら食べていて、最後の方、弱火にしてもらいたかったんだけど、お願いしたら、「まったりした火ね」と言った。そう、まったりした火。まったりした火でゆーっくり鍋つつくの、最高ね。

マスクとスマホ

ハスちゃんをフリースクールに送って、公園でお弁当を食べる。
晩秋、天気も良く、子連れの親子が何組か、そして試験週間なのか?高校生の姿がある。

高校生カップル、ベンチに座ってすぐ、女の子がスマホを取り出し、2人でずっと見ている。私が公園にいた1時間半くらい、ずっとスマホ。途中からは男の子も自分のスマホを取り出し、2人でそれぞれスマホ見ている。せっかく一緒にいるのに、スマホしかみてない。スマホしかみてない以上に、二人がずっと不織布のマスクをしたままで、取ろうとしないことが気になった。目しか出てない。カップルなんだから、お互い行為を持っているのに、マスクつけた顔見て何が楽しいのか。公園で、ソーシャルディスタンスは50mは裕にとれている。

屋外で密にならなない場所でマスクとる、ってもう当たり前にしていいと思うんだけど。この二人、マスクを外すという気、外したいという気持ちが全くないのだと思った。

同じく高校生の女子4人組も来た。キャッキャキャッキャと制服のまま、滑り台を滑ったりしている。結構楽しいんだよね、滑り台。そしてその4人も同じく白い不織布のマスクをしている。外す気はないみたい。マスク軍団が滑り台している風景、中々シュール。

3歳くらいの女の子がお母さんと公園にきた。もちろんお母さんはマスク。周りに誰もいないのに、取ってもいいのにね。20分くらい遊んで、自転車の後ろに乗せられて帰宅準備。「もっと公園、あそびたいー」と言う女の子、かわいいなーと思って見てみると、「また来ようね」とお母さんが女の子にスマホを手渡した。女の子、その瞬間公園のことは忘れてすぐ動画に見入ってた。ギャー!!!

あーあ。

この世はどこもスマホマスク人間だらけ。なんだか心が寒ーくなる。
夏は心地よかった、石のベンチも、かなーり冷たくて、晩秋を感じる。おしりも心も冷え冷えだわ。

天才カメちゃん健在

カメちゃんは、天才なんだと思う。彼の行動は本当に凡人の私からしたらおかしい時がある。

例えば、お風呂上りに着るパジャマ、私が間違えてハスちゃんのパジャマを準備してしまっていた時、カメちゃんは何も言わずそのパジャマを着ていた。カメちゃんは130-140cmのパジャマ、ハスちゃんは大人物のSを着ている。全然サイズ感違う。なんだかめちゃめちゃダボダボのパジャマを着てウロウロしているカメちゃんを見て、びっくりした。

「カメちゃん、それ大きすぎる、ハスちゃんのパジャマだわ。」と言ったら、初めてそれに気づいた感じで、「あ?そうなん?」とか何とか。びっくりする。着た瞬間に自分のじゃない、と気づいてよ、気づかないの?不思議だ。

昨日は、長袖Tシャツ1枚では寒いかなーと思い、長袖の上に、半袖Tシャツを重ね着したらいいな、と、2枚Tシャツを置いておいた。長袖Tシャツはぴったりめ、そして半そでTシャツは大きめのやつ。重ね着しやすいように。

そしたらカメちゃん、ぴっちぴちの長袖Tシャツの下に、半袖Tシャツを着てるもんだから、何だか上半身がごわついていて、、、笑った。

カメちゃんはよく、え?わからないの?気がつかないの?と不思議に思うような行動をする。でも、いつも、彼は天才だから、と思うようにしている。

ハスちゃん2学期期末試験

ハスちゃん、不登校を選択して初めての期末試験。
不登校だけど、教育委員会が設置しているフリースクールで期末試験が受けられます。試験で良い点を取ることが目的ではなく、テストを受けてどこが出来ないか、わかってないかを把握して、わかるようになる、が目的なので、フリースクールで試験を受けられるというのは、とても有難いのです。

毎日学校の授業をオンラインで受講し、わからないことは無い、と言っていた。ただ、授業中にみんなはやっている小テストなんかはやっていないし、塾にも行っていないから、いざ試験、となったらちょっと大変だったみたい。

試験開始3日前に、試験範囲に関連するプリントなどを私が学校で頂いてきた、ハスちゃんに渡したら、急に試験勉強スイッチが入ったらしい。手元に教科書しかなかったからねぇ。授業中はわかっていたつもりだけど、イザ問題を解くとできなかったり、試験範囲も広くて時間が足りなかったり、色々あった様です。

試験1日目が終わって夕食の時に、「クラス替えがあったら、私また学校行きたいなぁ」とハスちゃんが言った。急にそんなこと言うからびっくりした。学校行かないから先生に会わないし、私も勉強のことは何にも言わないし、本当に期末試験前は孤軍奮闘していたハスちゃんの様子を見ていて、
「自分一人だけで学び、試験に挑むのって大変だよねぇ」と言ったら、頷いていた。

授業でわからないことはないし、わからない時は教科書みたらわかるし、大丈夫、だと思うけど、やっぱりね。学校で学ぶのって効率いいところあるよね。先生がいて、仲間がいて。まだ中1だもの。完全に一人で学ぶことが大変だと思うのは無理もない。今回の期末試験では、9教科の準備は3日では足りない、ということが分かったらしい。笑

学校が苦手なハスちゃんだけど、学校が有難い場所であるということを少し感じたようです。

食、あなどるなかれ

昨日、初めて不登校児を持つ親の集まり、に参加してきた。私はハスちゃんをいわゆる一般的な”不登校”(ドロップアウト的な)とは認識していなくて、毎日ハッピーに暮らしているもんだから、そういう集まりには興味がなかったのだけど、カメちゃんの学校の保護者に誘われて、その方とゆっくり話してみたかったし、参加してみた。

小人数の集まりだったけど、もうみなさん子供が不登校で苦しい、という段階は通り過ぎ、不登校なりに何とか生活を整えている、という段階の方が多く、楽しく会話が出来た。

子どもの不登校で悩み苦しむ方たちの集まりだと、私浮くかな、とか思っていたけど、でもその苦しみは程度の差はあれど、私も通ってきた道。今はハッピーだけど、その道程には色々あった。葛藤もしたなぁ。その葛藤をどう処理して今に至るか、みたいな話は、参加者さんには響くようで。ハスちゃんはハッピーな不登校だから、不登校児の親の集まりには関係ない、参加しない、ではなく、どうやったらハッピーな不登校にできるか、という話をすることは私にはできるよな、と考えた。

不登校児を抱える多くの親に共通する点があり、(昨日は4名だけど)それは身体が弱いということ。不眠症だったり、うつっぽい症状があったり、虚弱体質だったり、みなさんそんな話をされていて。私は健康なので、そこの違いを意識した。

昨日はファシリテーターが元助産師で体を整える勉強をされている方だったので、いろんな不登校の種類はあるけど、食生活の乱れで、ミネラル、栄養分が絶対的に足りていないことも原因、と人間にとって最も大切なのは、食生活、その次に運動、という話を聞いた。

今スーパーで売られている野菜には、栄養素がほとんど含まれず、バランスよく食べても栄養不足、ミネラル不足になるみたい。そこで、みなさん、ミネラルサプリを購入して接種することをお勧めされていた。私はサプリはよほどのことが無い限り使いたくないし、 自然栽培の野菜を宅配でとっていて、対応できてる気がした。

この話を聞いて実感したのは、心身共に健康であることの重要性。ハスちゃんは、いじめという苦しい経験をしたけれど、すぐに復活し、意欲的に学んでいる。食生活には気を付けているし、規則的な生活を送ることを心掛けている。それがハッピーな不登校生活のキーポイントな気がした。不登校の親にとって、昼夜逆転、ゲーム依存、が心への負担が大きいというのは、みなさん共通の意見だった。

健康的な食生活は現代人にとってはかなりハードル高いし、規則正しい生活も難しくなっている。けれども、少し工夫すれば何とかなる。そして、そこに気を付ければ、怖いもんなし!不登校も怖くない!なぁ、と考えた。

マズローの欲求5段階が有名だけれども、1が満たされて次の段階、2を求める。

1生理的欲求 空腹を満たすなど、最低限生命を維持したい
2安全欲求  少しでも秩序のある、安心できる環境で暮らしたい
3社会的欲求 自分を受け入れてくれる親密な他者の存在
4自己実現 「誰かに褒められたい」という気持ち
5自己超越  自分にしかできないことを成し遂げたい、自分らしく生きていきたい

食生活は間違いなく1。2は家庭が安心できる場か、3は最重要は親。
3までを満たされていない子どもが多すぎる気がする。だから、学級崩壊、いじめ、など問題が増え続けるのでは?1,2に関して学校が影響を与えられることは少ない。親の仕事だ。そしてその仕事を全うできない親に対してのサポートが、今求められているよね。

PCを買うか買わないか

audibleに登録し、家事をしている間、運転中にどんどん聴いている。楽しい。読書、ではなくて、聴書だけど、やっぱり本っていいなぁ、と思っている。

何がいいって、とても優秀で頭がいい方の意見、考え方、知恵を簡単に知ることができること。ありがたくて仕方がない。

とーっても気軽に聞いてみた、ひろゆきさんの僕が親ならこう育てるね、と、人生が好転する100の言葉。面白かった。なんとなく持っていた彼の印象よりも、ちゃんと納得させられる思考をする方だな、と感じて。本ってやっぱりいぃ。

ひろゆきさんの考えは7割くらい納得できた。宿題とゲームに関しての主張だけは、全く共感できず、参考にならない、と思ったのは私がどんぐらーだからかな。彼に、どんぐり理論を知ってもらって、その上で宿題とゲームに関してどう思うかもう一度話してもらいたいなぁと思った。

ひろゆきさんの本を読んで一番タイムリーで、有難かったのが、子供にPCを使わせていいかどうか、という内容。もちろん彼はきちんとルールを設定した上で、PCは使わせるべき、という方。そして、文科省のGIGAスクール構想で一人一台端末を、という計画にもとても期待をしていたらしい。で、ふたを開けたら役に立たないタブレットや何もできないchromeブックを配布して終わりという状態を残念がっていた。

ひろゆきさんの、タブレットを利用していると、単なる消費者止まり、自分で何かを創造することができるPCを子供に使わせることが大切、という意見は、納得できた。

そして、そんなタイミングでハスちゃんが「クリスマスにね、PCが欲しい」と言ってきた。PCって高い!だからひるんだ。一応、学校のchromeブックがあるじゃない?と返してみた。そしたら、「あれじゃぁ、何もできない。何かを深く調べようと思っても制限かかってるし。もっと自由に色々調べたい。イラストも描きたい」と言われて。

我が家では、インターネットの世界の恐ろしさ、はよく話しあっている。インターネット上の情報は嘘が多いということも、ハスちゃんは理解している。それを理解した上で、我が家のルールを作った上で、PCを持たせるのは悪くないな、と思った。それを、ひろゆきさんの本が後押ししてくれたなぁ。

その世界に詳しい人の意見って、とっても参考になる。本っていいなぁと改めて思った。