最近私をザワつかせている”発達障害”。気になることに関するアンサー的なブログに出会った。
https://plaza.rakuten.co.jp/moriheikou/diary/201910250000「発達障害の正体は”発達の障害”ではなく”感覚の障害”です」
発達障害は、感覚の障害です。子どもの発達を支えているのが”感覚”であり、その感覚の働きがゆがんでしまっているから”発達”にもゆがみが生じているとのこと。発達障害という名前がよくないね。まだ感覚障害の方がいい。
「感覚の働き」が支えているのは「発達」だけではありません。生き物たちの「生命活動」の全てを支えています。
でも、そんなにも大事なものなのに、現代人は「感覚の働き」を無視して生活しています。
そして、感覚の働きを狂わせるようなことばかりをしています。それが「心を病む人」や、「発達障害」と言われる子どもの増加ともつながっているのです。
頭(意識+思考)と、感覚と、心と、からだの全てが統合された状態での「リアルな遊び」は、その「感覚の働き」を育てるために非常に重要な働きをしていたのです。
このブログを読んだら色々つながった。発達障害だと診断されたSくんは、遊ぶ時間を削って毎日2時間かけて宿題をしている。宿題を終えたらもう真っ暗。遊ぶ時間はない。人間の発達にとても重要である感覚の働きを鍛えるのが”遊び”だと誰も気づいていないから。。。
テレビやゲームが子どもから外遊びの時間を奪い、遊びが脳の中だけで完結。外の世界とのつながりを支える感覚の働きが育たない。子どもたちは遊びを通して人間力を育むけどその機会を大人が奪っている。
Sくんは、遊ぶ時間を削って英語教室のも通っている。英語はあくまでも”道具”。大人になってからでも学べる。でも、人間力は子ども時代にしか育たないのになぁ。
母国語でちゃんと表現できない人は、外国語でも表現できないのです。母国語で論理的に考えることが出来ない人は、外国語でもちゃんと考えることは出来ないのです。
これ、私もそう思います。外資系有名企業で働いていた時、海外育ちのバリバリバイリンガル女子がいて、英語は堪能だけど中身空っぽだった方に2人も会ったので。
発達障害らしいSくんに必要なのは、英語教室でも、宿題でもどちらでもないんだよなぁ。得に、毎日大切な成長期の2時間を費やして作業でしかない宿題をするということに、早く疑問を感じて欲しい。宿題の内容なんていくらでもアレンジ可なのだから。。。