高橋一生さんが好きだから、という理由で見ているドラマ、
“僕らは奇跡でできている”
が思いのほかいい。
高橋さん主演だったから見たけれど、これは見てよかった。
毎回、ボロボロ涙。
第7話は、親からも、多分学校でもダメな子とレッテルを貼られている子どもに対し、
高橋さんが「僕は〇〇くんの良いところ、100個言えますよ」と言う。
私が一番〇〇のことを知っていますと豪語する母親は、
え?うちの子にそんなに良いところ無いですよ、という反応。
あるある、母親、とくに日本人の親って、そうだよね。
高橋さんは、歯科医師の女性に対しても、「〇〇さんの良いところ、100子言えます」と、
会ったら”こんにちは”と言ってくれます
歩くのが速いです
よく食べます
箸を上手に使えます
と良いところを羅列する高橋さんに、歯科医師の女性は
「それ、誰でもできる事なんじゃないですか?」と突っ込む。
そして、そんな彼女に対して
「誰でもできることだったら、できてもすごくないんですか?」
と言い返す。
そうなんだよね、そうなんです。
自分の長所や良いところを教えて下さい、と聞かれたら、
他の誰かには無いところ、他の誰かよりも優れていて、自信があること、を言わなければいけないと思い込んでいる節がある。
人と比較して、考えるから。
だから、自分には”良いところ”が無いと思っている人がたくさんいる。
これは残念なこと。
そして、親は、自分の子どもの良いところが見えにくいという性質を持っているね。
身近すぎて、大切過ぎて、愛しすぎて、ということもある。
私はどんぐり倶楽部に出会えたことで、
他の子と比べない、わが子のありのままを受け入れて認める、という考え方で子そだてをしていて、
それがとても楽しい。
でも、いつもそれができるわけじゃなくて、
良いところは褒めずに、目につく粗に対してお小言を言う日々が続く日もある。
でも、あ!これじゃだめだ!と気づける状態であることに、感謝したい。
人と比較しない。
それだけで、人生が変わると思う。