複式学級の小さな小学校の運動会は、ハスちゃんカメちゃんの活躍の場がたくさんあり、ありすぎ、親も子もとても楽しめるものでした。
徒競走、借り物競争、台風の目、綱引き、玉入れ、リレー、応援合戦、ダンス、家族走
広島の小学校では徒競走と何かもう1つ、を70名でやるのでわが子がどこにいるのかを見つけるのが至難の業でした。やっている方も、大部分が待機している時間で、運動好きなハスちゃんは物足りなかった様。
夏休み明け前「学校行きたくない」と言っていたハスちゃんですが、すぐに運動会練習が始まり、家に帰ってからもダンスを自主練したり、徒競走に向けて走る練習なんかをしていました。18名しかいない児童生徒なので、みんなが主役。どの子もめちゃめちゃ大切な役割を担っている。勝ったら喜んで、負けたらくやしそう。その当たり前の感情も感じられた。あぁ、よかったね。
おまけに、集落内が4つのチームに分かれて大人も色んな競技で争う。あんなに走らされるとは。。。朝から昼のお弁当タイム。みんなでわいわいお弁当を囲む姿はなごみます。よき昭和の風景が残っています。
ハスちゃんもカメちゃんも白組でした。いつも練習ではリレーも綱引きも勝ってたみたいだけど、本番では紅組が勝った。「白組勝つから」と余裕ぶっこいているハスちゃんカメちゃんに、本番では何が起こるかわからないよ~と話した。私自身の経験。6年生の時の運動会練習で一度も勝てなかった綱引き、悔しくて。同じ組の6年生とおしりを地面につけるという作戦を本番で決行し、見事勝利してめっちゃ嬉しかったことを話した。
結果、2点さで白組の勝利!いい勝負でした!ハスちゃんカメちゃんは、本番ではなにが起こるか分からないことを学べたんじゃないかな。
そして瀬戸内町の町民運動会。1週間前から練習が始まったことに驚いた。大人が練習して運動会に臨む、というのが新鮮。奄美を感じた。元々体育会なのでこういう雰囲気は好きで楽しかった。リレー、40代で走って欲しいと言われて、軽く受けてしまった。運動不足の40代にしては走れる方だと思っていたのだけど、蓋を開けてみたらバリバリ日常的に運動している人達ばかりで、驚いた。スパイク履いている人さえいる。クラウチングスタートをさせられる。おまけにタイムがアナウンスされる。陸上記録会の雰囲気。町民運動会なんて名前がそぐわない運動会でした。もうリレーは走らないよ!