子どもにとっての”遊び”が、どれほど重要なことなのか、
わかっている親が少ない。
少なすぎる。
11月に入って、学校が定める帰宅時間が5時になった。
それはまぁいいとして、
学校は”帰宅したらまずは宿題を済ませて遊びましょう”と指導をする。
アホか!!!と腹が立つ。
1年生のカメちゃんでも学校から帰宅するのは3時半。
3年生のハスちゃんは4時半。
ハスちゃんは帰宅してすぐ遊んでも、30分しか遊べないのに、
宿題してから遊べと指導したら、「遊ばないでください」と言っているのと同じ。
遊びがどんなに子どもにとって大事なのか、全く理解していない証拠。
あまりにも頭にきたので、
「うちは、夕ご飯を食べてから、夜宿題をするというスタイルです。
宿題をする時間は、各家庭の生活スタイルに任せるべきではないですか?
帰宅すべき時間も5時になりましたし、明るいうちに遊ぶ時間を確保することが大切ですので、帰宅したらすぐに遊ばせたい。学校で、帰宅したら宿題をしてから遊びましょうと指導するのはやめて下さい」
と連絡帳に書いたら、うちのスタイルには理解を示しつつも、
「またゆっくりお話ししましょう」と返事がきた。
だから、何もお話しすることないですから。
と、ぐったりした。
色々と子共に関する著書は読んでいて、心に残った内容。
子どもにとっての”遊び”は大人にとっての”遊び”とは全く違う。
子どもは自由な遊びの中から、勉強よりも大切なことを学んでいる。
“自分の意志を相手に上手に伝えて実現する”という事は、複雑すぎて
ロボットや人工知能には不可能なことと言われている。
だけれども、幼い子どもは無限に変化する状況の下で、試行錯誤を繰り返しながら、こんな難問を簡単に解決していきます。
子どもの時期にたくさん失敗して、無数の試行錯誤を経て、少しずつ培われていく能力。
これこそが、本物の”学力”なんだよね。
勉強ができなくても良いと思って、遊べ!遊べ!遊びが一番大事と言っているわけではなくて、むしろその逆。
勉強ができるようになって欲しいから、小学生のうちはとにかく自遊に遊んでほしい。
そう思っています。