妖怪人間

色々な人がいる、それでいいと思っている。
私は、子どもにもいつも、みんなと違っていいと言っている。

のだけれども、
どうにかこうにか関わりたくない人種、がいる。

妖怪カタツムリ
こんな家のカタツムリもいるんだね

その人が話すと、空気が淀み、人は不快になる。
人の話は聞かず、横柄に否定や批判をするから。

その人の表情をみていると、まるで作り話に出てくる悪者。
誰かの発言に対して、目を伏せたまま侮蔑したような表情でニヤリとする様子にはゾッとする。
気持ち悪い人って、いるんですね。

そして、私の背筋が凍るのが、
その人が親であり、その子供が”優等生”であることです。

とにかく、品行方正、規律正しく生きている感じがする子で、
学校という枠のなかでは、間違いなく成績優秀で見本にすべき生徒!
なんだけれども、
私個人の勝手な印象は、表情が暗めで、子どもらしさ、であったり、無邪気さ、であったり、覇気みたいなものが感じられない。
自分の考えや意見、や、個性、なんかがポカッと抜けてしまっている感じ。

家庭環境が複雑で、盗みを犯したり、友達をいじめたり、という行動に出る子どもはいて、
それは自然だと思う、子どもは被害者、寂しいんだよね、仕方ないよね、と理解できる。

夕日
美しく気持ちいいものに囲まれて生活したい

けれども、妖怪みたいな親の子が、真面目で優等生であった時、
私の頭の中はものすごい色んな想像や妄想が渦巻き、背筋が凍る。

いつかどこかで、何か起こるのでは。。。と。
できれば関わりあわないよう努力したい。

そしてその優等生という外側を剥いだら、内側の真実とは。。。
と考えると、怖い、震えてしまう。
盗んだり、いじめたり、分かりやすく悪いことをする子よりも、
闇が深い気がする。

という勝手な妄想のお話でした。